素朴な疑問焼酎と日本酒の違いって?

公開日:2023/03/06
焼酎と日本酒の違いって?
焼酎と日本酒の違いって?

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

ダンナさんと二人で晩酌タイム。いつもは焼酎を炭酸やお茶で割って飲むのですが、今夜は楽しみにしていた日本酒を熱燗でいただこうと思います。

 

お燗をつけていると、ダンナさんが「最近太ってきたから、焼酎の方がよかったなぁ」とひと言。

 

焼酎と日本酒って、たしかに味は違うけれど、そんなに違うものなのかしら。気になったので調べてみます!

 

焼酎と日本酒の違い

焼酎と日本酒の違い

焼酎と日本酒は、似たようなボトルに入っていることも多くまぎらわしいですが、原料や作り方などに以下のような違いがあります。

 

原料

 

日本酒の原料は米のみです。一方、焼酎は米だけでなく芋類や麦、蕎麦、黒糖などの穀物が原料になります。

 

また、焼酎に使用する米は食用であるのに対し、日本酒は酒造専用の米を使用するのが特徴です。

 

アルコール度数

 

日本酒は、酒税法によってアルコール度数22度未満と定められており、一般的には15〜16度のものが多いです。

 

それに対して焼酎は、酒税法によって甲類焼酎が36度未満、乙類焼酎が45度以下と定められています。平均すると20〜25度のものが多いものの、主原料の違いによってもばらつきがあります。

 

麹菌

 

日本酒と焼酎の共通点は、「麹菌」と「酵母」を活用することです。

 

酵母は種類が多く、酒質に合わせて選択されますが、麹菌は日本酒が主に黄麹菌を使用するのに対し、焼酎は黒麹菌や白麹菌などを使用します。

 

製造方法

 

日本酒は醸造酒、焼酎は蒸留酒です。

 

簡単にいうと、日本酒が米を発酵させて造るのに対し、焼酎はさまざまな原料を発酵させて作った醸造酒を蒸留して造ります。

 

焼酎と日本酒のおいしい飲み方

焼酎と日本酒のおいしい飲み方

アルコール度数が15〜16度の日本酒は、そのままストレートで味わうのが一般的です。常温のまま飲んだり冷やしたり、燗したりして、好みによってさまざまな温度で楽しめます。

 

一方、アルコール度数が高めの焼酎は、ストレートだけではなく水割りやお湯割り、炭酸割りなどさまざまな飲み方で楽しめます。梅干しやレモンなどの柑橘類、ジュースなどを加えてサワーにして飲んでもおいしいですよ!

 

ダイエット中に飲むなら焼酎と日本酒どっち?

ダイエット中に飲むなら焼酎と日本酒どっち?

日本酒には100gあたり平均して3.6gの糖質が含まれています。それに対して焼酎は、蒸留という工程を経ることで不純物が取り除かれるため、炭水化物が一切含まれておらず、糖質は0gです。

 

糖質制限中やダイエット中に飲むなら「焼酎」がおすすめですが、どちらも日本を代表するお酒なので、両方とも適度に楽しみたいものです!

 

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参照:田苑酒造

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ハルメク子さん
日本酒は、たまのご褒美にしようかしら

 

イラスト:飛田冬子


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