パン粉をまぶすだけ!揚げない鶏チーズカツ
2025.01.152023年01月10日
素朴な疑問
ザンギと唐揚げの違いって?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
娘が北海道旅行から帰ってきました。写真をいろいろ見せてくれて、やっぱり北海道って素敵ね~と話していたら。
「このザンギがすっごくおいしかったの! お母さんの唐揚げおいしいから、ザンギも作れる?」と。なにやら娘は釧路発祥の鶏肉揚げ料理専門店の「ザンギ」がとても気に入ったよう。
一見すると唐揚げなのですが、娘はちょっと味が違うの! と。うーん、写真の見た目だけでは味までわからないので、ザンギについて調べてみました!
ザンギと唐揚げ、何が違うの?
日本唐揚げ協会では、唐揚げとは「食材に小麦粉や片栗粉などを薄くまぶして油で揚げたもの」と定義しています。材料は鶏に限らず魚介類でも野菜でもよく、粉も小麦粉でも片栗粉でもOKです。
北海道のソウルフードであるザンギも、味付けした鶏肉に粉をまぶして揚げたもの。しかも鶏肉ではなく魚介類を揚げたとしてもザンギと呼びます。
つまり、唐揚げとザンギはほとんど同じものだということです。しかしザンギ発祥の街、釧路市では唐揚げとザンギには以下のような違いがあるという意見もあります。
ザンギは濃い味付けが特徴!
- 醤油ベースのタレやスパイスでしっかり下味を付ける
- 下味を付けた後に溶き卵を混ぜることも多い
- 味付きの粉を付けて揚げる
唐揚げはザンギよりも薄味のイメージ!
- 食材に衣をつけて揚げた料理全般のこと
- 下味を付ける場合もあれば付けない場合もある
- 衣に味付けする場合もあれば付けない場合もある
北海道では、食材にしっかりと下味を付けて味付きの粉をまぶし、カラッと揚げたものをザンギと呼ぶことが多いようです。
ザンギにタレをつけて食べる「ザンタレ」もある
しっかり味が特徴のザンギは、そのまま食べてもおいしいですが、甘辛いタレをかけた「ザンタレ」にするのが釧路流! ザンギと同様、釧路市内の飲食店で生まれたザンタレは、定食屋や居酒屋でもよく見かけます。
タレの味はバリエーション豊か。甘酸っぱいタレが定番ですが、ピリッと辛味のあるタレやサラダのドレッシングのようなタレなど、お店によってオリジナリティあふれるザンタレが楽しめます。
ザンギ発祥の店として知られる「鳥松(とりまつ)」でも、ザンギ専用の秘伝のタレが用意されています。これはぜひ食べてみなくっちゃ!
※この記事は2023年1月の記事を再編集して掲載しています。
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参照:LIVE JAPAN
イラスト:飛田冬子