2019/01/06 0

ポケベルって、まだ使われていたの?

 

「2019年9月30日にポケベルのサービス終了」という報道を聞いて、「え? まだ、ポケベルってあったの?」と驚いた人も多かったのではないでしょうか。ポケベルって、ワタシの若いころ、数字を使って暗号みたいなやり取りをするのが流行りました。携帯電話がまだ普及しておらず、当時としては画期的な通信手段でした。(結局は公衆電話ボックスに駆け込んで連絡したけど。遠い目)まだあったとは思いもよりませんでした。そこで懐かしさも手伝って、ポケベルについて調べてみました。

 

ポケベルのサービスが始まったのは1968年7月1日。東京23区内で運用が開始され、当初は呼び出し音が鳴るだけのものでした。経営者や管理職、営業担当者が持ち(持たされ)、ポケベルの音が鳴ったら最寄りの公衆電話から電話をかけるという単純な連絡手段でしたが、その後、液晶画面に数字が出るようになったことから、女子高生の間で大ブレイクしました。

 

「0840」(おはよう)、「14106」(愛してる)、「49」(至急)、「3341」(さみしい)、「8181」(バイバイ)など、公衆電話で打ち込む数字がメッセージになっていたんですよねえ。覚えていますか?

 

1993年には、妻子あるサラリーマンと29歳も年下の女性の不倫がテーマとなったドラマ『ポケベルがならなくて』が大ヒット。緒形拳演じる主人公と不倫相手の年下女性(裕木奈江)の通信手段として、ポケベルがなくてはならないものでした。国武万里の歌うテーマソングもせつなさ倍増でしたね。(ワタシ、今でも歌えます!)

 

1997年には利用台数が1,000万台を超えたこともあったようですが、その後携帯電話の出現などによって、ポケベルの利用者は減少していきました。

 

ところで一般的に「ポケベル」と言っていますが、これはNTTがつけた「ポケットベル」の略称。2001年にNTTからNTTドコモに移って「クイックキャスト」と呼び方が変わりましたが、これはあまり知られていないかも? 最後までサービスを続けていた東京テレメッセージでは「マジックメール」という名称ですが、ポケベルサービスの総称は「ページャー」といいます。これは「小型の携帯用無線呼び出し機」という意味だそうです。

 

そして、「なくなった」と思っていたページャーですが、今でもちゃんと使われていました。飲食店やフードコート、病院などの呼び出し用に、小さな端末を渡されたことはありませんか? あれが実はページャー、つまり「ポケベル」なんですって。(順番がくるとブルブル振動するアレです)そのほか、工場などの広い現場でも通信連絡用に使われているほか、自治体の防災ラジオなどにもポケベルの通信技術が活用されているそうです。

 

参照:東京テレメッセージ

 

お父さん「8181」、じゃなくて「14106」!

 

イラスト:飛田冬子 

 


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