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2018年12月31日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
大晦日といえば「NHK紅白歌合戦」を見ながら年越しそばを食べるのが我が家の定番です。子どもの頃から、NHK紅白歌合戦と年越しそばはセットだと思ってきました。
そうえいば、年越しそばはいつから始まった文化なのかしら? 気になったので調べてみることにしました!
年越しそばは江戸時代から続く日本の文化なんですって。『大阪繁花風土記』という、1814(文化11)年に書かれた書物に「十二月三十一日 晦日そばとて、皆々そば切をくろふ。当月節分、年越蕎麦とて食す」という記述が残っていて、遅くとも1814年には始まっていた文化のようです。しかし、書物ではっきりと「12月31日にそばを食べる」と書かれたのが1814年というだけで、年越しそばはいつから始まったかという点については明確になっていません。
年越しそばの起源は、江戸時代の中期に商家で行われていた「晦日(みそか)そば」という習慣だといわれています。江戸の商人は、働いた奉公人をねぎらうために毎月月末にそばを食べていました。この「晦日そば」が徐々に形を変えていった結果、「年越しそば」が定着していったそうです。
年越しそばには、他にも縁起を担いださまざまな呼び名があります。
ちなみに、年越しそばには外せない薬味のねぎについても「労ぐ(ねぐ)」という言葉のもじりだという説もあります。一年間がんばった自分を「ねぎ」らうためにも、年越しそばにはねぎを載せて食べたいですね。
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イラスト:飛田冬子