
美術館で桜とアートを愛でる
東京国立近代美術館では、毎年人気イベント「美術館の春まつり」を開催!近代日本画の巨匠・川合玉堂 作・重要文化財《行く春》の公開など、期間限定の特別イベントです♪
公開日:2022年10月24日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
娘に「小麦粉を買ってきて」と頼んだら「薄力粉と強力粉どっち? 」と電話が。パン作りに使いたかったので強力粉を頼みましたが、結局この2つはどのような違いがあるのかしら?
我が家では、天ぷらは薄力粉、パン作りは強力粉を使用しているけれど、この使い方は合ってる? 気になったので、調べてみました!
薄力粉と強力粉は同じ小麦粉ですが、中に含まれるタンパク質の量によって名前が違います。ちなみに、強力粉と薄力粉の中間のタンパク質の量である準強力粉、中力粉という粉も存在します。
以下は、それぞれのタンパク質の含有量です。
タンパク質は、水を加えて練るとグルテンになります。グルテンが多いほど粘度、弾力が生まれるため、タンパク質が多いものほどパンや麺などに向いているということになります。
それぞれの粉は以下のような用途で使い分けるのがおすすめです。
パンを作る際は、イーストが発酵するときに炭酸ガスが外に出ないようグルテンが閉じ込めてくれるので、タンパク質の含有量が多い強力粉や準強力粉がおすすめです。
タンパク質の量が多いほどパンがよく膨らむので、ふっくらと焼きあがります。粘度があるので、ピザ生地や打ち粉としても使用されることが多いのが特徴です。
一方で、タンパク質の量が少ない薄力粉はキメが細かく、粉自体はしっとりしていますが粘度が出にくいので、ケーキなどがふんわり仕上がります。
小麦粉はそれぞれタンパク質の含有量によって特性が違うので、例えばパン作りに薄力粉を使用してもふっくら焼きあがらず失敗してしまうことも……。
それぞれの粉を代用しようと思ったら、特性が違うことを理解した上で使用する必要があります。
それぞれの小麦粉は代用できないこともありませんが、味や食感が求めているものにならない可能性が高いので、適切に使い分けるのがおすすめです。
ちなみに、ホワイトソースにとろみをつけたい! という場合は薄力粉の代わりに片栗粉を使うことができます。
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参照:農林水産省
イラスト:飛田冬子
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