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2022年08月09日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
テレビでよく「エビデンス」という言葉を耳にするようになったけれど、どういう意味があって、どんなときに使うべきなのかいまいちわかっていないワタシ……。
いざというときに、意味や使い方を間違えたら恥ずかしいので、しっかり知っておきたいと思い、調べてみました!
エビデンスは英語で「evidence」と書き、「証拠」「根拠」などの意味がある言葉です。
ニュース番組などで専門家やコメンテーターが使っているのを見かけることがあり、日常で使用することはあまりないのでは?と思いますが、ビジネスの場面では多く使われる言葉です。
エビデンスの意味はわかりましたが、どのように使ったらいいのでしょうか? 実は、使用する場面によって意味合いが変わってくるので、覚えておきましょう!
ビジネスシーンで使用されるエビデンスは、仕事をする上でメールなどによってやり取りをした記録や、ミーティングの議事録、上司から指示を受けた指示書などです。発した言動に対する履歴などがエビデンスとして扱われることが多くあります。
IT業界でも、エビデンスは「証拠」という意味で使用されます。例えば、システムが正しく作動している、または作動していない際の証拠として画面をスクリーンショットしたり、ログデータやファイルデータを提出したりします。
医療業界で使用されるエビデンスは、治療法が症例に対して効果があることを示す根拠や証拠です。症例に対して研究や治験が行われた結果、実際に薬がどのような効果をもたらしたかを指します。
金融や不動産業界では、ローンを組む際や不動産売却、賃貸物件に入居する際の審査などに、エビデンスとして金融資産(預貯金、保険、株式など)や源泉徴収票、確定申告書などを提出します。
エビデンスと間違われやすいカタカナ表記のビジネス用語には、以下のようなものがあります。
この中でも、プルーフはエビデンスとほぼ同じ意味の言葉で、明確な使い分けはありませんが、エビデンスの方が多く使用されているという特徴があります。
特にビジネスのシーンでは、個人的な感想などで物事を進めるわけにはいかないので、しっかりしたエビデンスが必要!
日常的にも広がりを見せている言葉なので、意味を理解して使いたいですね!
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参照:CABVAS
イラスト:飛田冬子