海の中で昆布のだしが出ないのはなぜ?
2020.10.232018年12月11日
素朴な疑問
今さら聞けない!スマートウォッチって何なの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
スマートウォッチって、最近よく聞きますよね。着けている人が身近にはいないので、どんなものかよくわからないけれど、気になっていました。
そこで、時計のことならこの人に聞かなくてはということで、時計アナリストの渋谷康人さんに「スマートウォッチ」についていろいろと教えてもらいました。
「スマートウォッチは、もちろん腕時計ですが、スマホと組み合わせて使うものです」これは、単体ではなくて、かならずスマホと無線通信させて使うものだそうです。使い始めるときはスマホにスマートウォッチ専用のアプリを入れて、そのアプリで「ペアリング(接続設定)」をすることが必要なんだそうです。
「スマートウォッチは、腕時計の画面全部がタッチ式のディスプレイ(スクリーン)になっていて、スマホと同じように指で画面に触れて操作します。また画面横のりゅうずやボタンも使います。
ただスマートウォッチの中には、普通の腕時計と同じデザインのものもあります。このタイプもスマホと組み合わせて使うのですが、スマホと『繋いで(コネクト)して使う』ので、コネクテッドウォッチと呼ぶこともあります。でも、画面全部がディスプレイのスマートウォッチとそうじゃないコネクテッドウォッチは別物。まぎらわしいので『コネクテッドウォッチ』と呼んだ方がいいですよね」と渋谷さん。
スマートウォッチの一番の魅力は、腕時計だけで電話ができたり、SNSやメールを読んで、音声認識機能で文章を作って返信したりできること。ネットの検索や道案内もできるんですって。つまり、腕時計だけでスマホの機能が使えるということ。
「腕時計に向かって話すのは、周りの人に聞かれてしまうので、スマホで話すよりもちょっと恥ずかしいそうですよ。また、スマホで音楽を聴くとき、スマホで写真を撮るとき、スマートウォッチはリモコンの役割もしてくれる。ただこうした機能を使うときは、ペアリングしたスマホがすぐ近くにないとダメなんです」(渋谷さん)
なぜなら、スマートウォッチでスマホの機能が使えるのは、弱い電波を使って、いつでもスマホと通信しているからなんですって。通信ができない状態だと、電話やSNSやメールはできなくなるし、いつも通信しているために電気を使うので、スマホと同じように毎日充電しないといけないそうです。(案外、手間がかかるのね)
話を聞いていたら難しそうだけれど、スマートウォッチには、実はとっても便利な機能がひとつあります。それは「スマホ探し機能」。スマホってどこに置いたかわからなくなることが結構ありませんか?(ワタシは年中!涙)。バッグや服のポケットの中、テーブルの上など近くに置いたはずなのに、つい見失ってしまうことがありますよね。
そんなとき、スマートウォッチは『スマホ探し』の道具になってくれます。スマートウォッチの『スマホ探し』ボタンを押すと、近くにあればスマホが大きな音を出して『ここにあるよ!』と教えてくれるんですって。
コネクテッドウォッチにもこの「スマホ探し機能」はあるそうなので、この機能だけ使いたい人は、コネクテッドウォッチを選ぶのもおすすめだそうです。コネクテッドウォッチも「近くにあればいつでもスマホと通信」しているそうですが、ディスプレイがないので、あまり電気を使わないので、こちらは毎日充電する必要はなく、数か月とか1~2年に一度、電池を交換すれば済むそうですよ。
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イラスト:飛田冬子