お金の疑問・不安を解消!
資産運用、相続、ローンまで!お金の「よくわからない」をプロに気軽に相談できる♪
2022年07月04日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
春から夏にかけて、スーパーの野菜コーナーに並んだ春野菜を見ると、新じゃがや新玉ねぎを使ってお料理をしたくなりますよね!
新じゃがは皮ごと食べられるのが魅力でもあるけれど、じゃがいもって皮を剥かないで食べても問題ないのかしら? 気になったので、調べてみました!
新じゃがいもも、じゃがいもも、皮ごと食べて大丈夫です。香味がプラスされることや、皮に含まれている食物繊維やビタミンCを取れるのが皮ごと食べるメリットといえます。
とはいえ、じゃがいもの皮にはソラニンやチャコニンといった天然毒素がわずかながら含まれているので、積極的に食べてよいというより、少量なら可、といったほうがいいでしょう。また、普通のじゃがいもは皮が硬いので、皮ごと食べるなら皮が柔らかく炒め物や茹でて食べるのに最適な新じゃがいもがオススメです。
皮ごと食べるときは、以下のことに気を付けましょう。
じゃがいもを皮ごと食べる際、必ず流水で洗い流しながらスポンジやタワシを使用して汚れを落とすようにしましょう。
また、じゃがいもの芽や緑の部分は、ソラニンやチャコニンと呼ばれる天然毒素が含まれています。この部分を食べることで、嘔吐や下痢、めまい、頭痛などの症状を引き起こすこともあります。
家庭菜園や学校で収穫したじゃがいもは、未熟で小さいことからソラニンやチャコニンを多く含んでいる可能性があるため、必ず皮を剥いて食べましょう。
新じゃがいもは、水分を多く含んでいることから、皮付きのまま丸ごと調理するのがオススメです。また、細切りにしても形が崩れにくく炒め物にも向いているのが特徴。
一方で、味がしみにくく水っぽくなってしまうことから、肉じゃが、カレーといった煮込み料理や、ポテトサラダやコロッケなどには不向きです。
そんな新じゃがいもをおいしく食べられる料理をご紹介します!
皮付きで新じゃがいもを丸ごと茹でて、そのあとバターやイカの塩辛、明太子、クリームチーズなどの味が濃いものと組み合わせると、ほくほくの食感を味わいつつコクのある味に。
シンプルなお料理なのに豪華さも演出できるので、食卓の彩りも良くなります!
丸ごと茹でた後に少し多めの油で調理すると、表面はカリカリ、中はほくほくの食感が引き立つお料理になりますよ。
新じゃがいもを千切りにして水にさらした後に、お肉や野菜と炒めると、新じゃがいもでしか味わえないシャキシャキの食感を味わえる一品に。
新じゃがいもの千切りは、そのまま生で食べることもできるため、ナムルやなますにするのもオススメです。
少し厚めに切った新玉ねぎと新じゃがいもの半月切りを合わせてお味噌汁を作ると、旬の食材を思う存分楽しめる一品が出来上がります。
最後にバターを溶かしてコーンを入れると、風味が引き立つ主役級のお味噌汁の出来上がり!
■人気記事はこちら!
参照:農林水産省
イラスト:飛田冬子