素朴な疑問告別式に参列する関係者の範囲はどこまで?

公開日:2022/05/10
告別式 参列 どこまで
告別式に参列する関係者の範囲は?通夜と告別式、どっちに参列すべき?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

先日、友達から電話があり、私が大学時代にとてもお世話になった恩師が亡くなったと知りました。もうかなりご高齢でしたが、それでもやはり別れは寂しいもの。

 

せめてきちんとお別れがしたいと思ったのですが、ここ数年はめっきりお会いすることもなく……告別式に参列してもいいのかどうか、迷ってしまったので、調べてみました。

 

告別式に参列する範囲は明確には決まっていない

告別式に参列する関係者の範囲は、基本的に、明確な決まりはないとされています。多くの場合、参列する人は遺族側が判断するためです。

 

また、故人が生前に意向を示していた場合は、それに沿って選ばれることもあります。

 

関係別の参列の目安

関係別の参列の目安

明確な決まりはないとはいえ、告別式への参列には迷ってしまうケースもあります。ここでは、故人との関係別の参列の目安を見ていきましょう。

 

親族の場合

まず、「親族」の場合です。一般的には、三親等(曽祖父母、祖父母、父母、子、孫、ひ孫、兄弟姉妹、甥・姪、叔父・叔母)以内までが告別式へ参列する際の目安です。ただし、関係が希薄な場合や複雑な場合は、参列しない方がいいケースも。

 

逆に、生前のつながりが深かった場合は、三親等を超えていても、参列した方がいいとされています。

 

友人・知人の場合

遺族から連絡が入らなかった場合で、告別式に参列を考えている場合は、まず遺族に連絡を取りましょう。中には家族のみでの葬儀をするケースもあり、遺族に迷惑をかけてしまう可能性があるためです。

 

関係性があまり深くない場合は、告別式への参列はなるべく控えた方がよいともされています。共通の知人と相談しながら、対応について検討するといいかもしれません。

 

勤務先の関係者の場合

自分の勤務先の関係者が亡くなった場合、関係の深い人であれば告別式に参列するようにするといいでしょう。例えば、直属の上司や同僚、部下などの場合です。

 

近年では親しい人のみで行う家族葬も増えてきているといわれています。迷惑をかけないためにも、告別式へ参列する場合は、事前にしっかり関係性や参列の有無について確認しておきましょう。

 

通夜と告別式の違いって?どちらに参列すればいい?

通夜とは、生前、故人と親しかった人たちが別れを惜しみ、最期の夜を過ごす儀式のこと。一方で、告別式は故人とゆかりのあった人々が最期のお別れを告げる儀式です。

 

故人と親しかったのであれば通夜と告別式の両方に、知人や仕事関係であれば、告別式に参列するのが望ましいとされています。

 

しかし、仕事の都合など、どうしても告別式への参加が難しいこともあります。そのため近年では、知人や仕事関係者も、夕方から夜の時間帯に行われる通夜に参列することが多いようです。

 

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参照:いい葬儀

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ハルメク子さん
ご連絡を受けたので告別式に参列させていただきました

 

イラスト:飛田冬子


 

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