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2022年04月17日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
我が家は揃って、お刺身やお魚が大好き! この前も夕飯に鰹のたたきを出したところ、ワタシがちょっとテレビのクイズ番組に夢中になっている間に一瞬でなくなってしまいました。
そういえば、鰹は「旬が2回ある珍しい魚」だと聞いたことがあります。「初鰹」と「戻り鰹」と呼ぶそうです。一体どんな違いがあるの? 気になったので、調べてみました!
初鰹と戻り鰹の違いの前に、まずは鰹がどんな魚なのかを確認しておきましょう。
鰹は、スズキ目サバ科に属する魚です。常に群れで動く回遊魚で、暖かい海を好み、冬から春にかけて産卵します。
毎年春〜初夏になると、育ち盛りの鰹の子どもたちが餌を求めて黒潮に乗って北上。この鰹を「のぼり鰹」といい、中でも特に4月〜6月頃のものを「初鰹」と呼びます。
そして、餌をお腹いっぱい食べてまるまる太った鰹たちは、9月頃になると暖かい場所を求めて南下を始めます。この鰹が「戻り鰹」です。
【初鰹】
【戻り鰹】
初鰹と戻り鰹、どちらも旬ですが味わいが違うので、食べ方も変えてみるといいそうです。
まずは初鰹のおいしい食べ方です。赤身に透明感があり、さっぱりした味わいなので、表面を香ばしく炙って「鰹のたたき」にして食べるのがおすすめ。
脂の乗った戻り鰹の方は、脂が乗っているため身の色に深みが出て、食感はもっちり、味も濃いことが特徴。「お刺身」にして醤油とわさびやおろししょうが、おろしにんにくと食べると絶品!
かなりしっかり脂が乗った戻り鰹は、「とろ鰹」と呼ばれることもあって、鮪にも劣らないおいしさです。あ〜! 今から旬が待ち遠しい!
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イラスト:飛田冬子