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2022年04月12日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
SNSやニュースで耳にすることがある「ブルームーン」。「月が綺麗ですね」という言葉にはロマンチックな意味があるという話が有名ですが、ブルームーンの定義や由来についてちゃんと調べたことはありませんでした。
ブルームーンという名前から、てっきり青い月のことなのかと思っていたら、どうやら色は関係ないそうです。次に見られるのは、いつなのでしょうか? 気になったので、ブルームーンについて調べてみました。
ブルームーンという言葉は、天文学の正式な用語ではなく、明確な定義はないそうです。ブルームーンについては諸説ありますが、以下の2つの説が有力なようです。
満月は約29.5日間隔で現れ、普通は毎月1回しか見られません。そのため、1か月に2回満月が出るブルームーンはまれな現象。約2年半に一度だけ見られる、特別な満月です。
英語では「とてもまれなこと」「めったにないこと」という意味で「Once in a blue moon」というフレーズが使われることもあるそうです。
もともとは、「1つの季節に4回の満月が起こるとき、3回目の満月のこと」がブルームーンとされていましたが、時間とともに解釈が変化し、現在は「1か月の中で満月が2回現れること」の解釈が一般的です。
ブルームーンは、実際には青くは見えません。見た目としては、普段の満月と変わらないそうです。それなのになぜ「ブルームーン」なんて名前で呼ばれるようになったんでしょう? その由来として、NASAは以下のような可能性があると言っています。
「1833年にクラカタウという火山島が噴火した際、大気中の灰によって月が青く見えたことがきっかけになった可能性がある」
そもそも、月は自ら光を放つことはなく、太陽光を反射することで光ったように見えています。月の色が変わって見えるのは、大気中のチリやホコリなどの粒子がフィルターのようになっていたことが原因のようです。
一番最近のブルームーンは2020年10月31日(土)、ハロウィンの日に見られました。現れるのは約2年半に一度なので、2022年は残念ながらブルームーンは見られません。
2022年は、7月14日(木)に「スーパームーン(平均的な満月よりも大きく、明るく見える月)」が見られます。
次にブルームーンが見られるのは、2023年8月31日(木)です。珍しさから「見ると幸運が訪れる」という言い伝えもあるブルームーン、見逃さないようにメモしておかなくちゃ!
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参照:ウェザーニュース
イラスト:飛田冬子