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2022年01月23日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、テレビで玉ネギを炒めると甘くなる理由を解説していました。でも、サラダで生の玉ネギを食べるととても辛いですよね。実はそれがちょっと苦手です……。
玉ネギの辛さを上手に抜く方法はあるのでしょうか? さっそく調べてみました!
玉ネギの辛さを感じさせるのは、辛み成分の「アリシン」が関係しています。アリシンは水溶性で、水にさらすと溶け出します。なので、玉ネギの辛みを抜くポイントは、この性質を利用した水にさらすのが辛さを和らげるのに効果的というわけです。
ですが、アリシンには、ビタミンB群やカリウムなどの栄養素も含まれており、血液が固まるのを抑える作用もあります(食べると血液サラサラになる、といわれる所以ね!)。長時間水にさらすとこれらの栄養素もどんどん溶け出してしまいます。
なるほど~、生の玉ネギの辛み成分を抑えるためとはいえ、長時間水にさらし過ぎると、栄養素も流れちゃうから注意が必要ね。
玉ネギの辛みを抜くには、実は酢水を加えるとより効果的だそう。他にも、空気にさらしたり、塩や砂糖を使う方法など、玉ネギの辛みを手軽に抜く方法を紹介します。
まず、ボウルにスライスした玉ネギを入れ、浸る程度の水を加えます。玉ネギ1/2に対して酢小さじ1を入れて、10~15分ほど置いてから洗い流せばOKです。その後すぐに使わない場合は、水気を切ってから保存しましょう。
揮発性を持つアリシンは、空気にさらしておくだけでも辛みを和らげることができます。スライスした玉ネギを皿に広げて、15分~1時間おくだけ。なるべく薄くスライスすれば、それだけ空気に触れる面が多くなり、より効果的です。
玉ネギ1/2個に対し、小さじ1/2程度の塩を加えてしっかり塩もみします。その後2~3分置いてから水で洗い流しましょう。玉ネギがしんなりしてしまった場合は、氷水にさらせばシャキシャキに戻りますよ。
玉ネギ1/2個に対し、小さじ1の砂糖を加えて揉み込み、2~3分置いて水にさらしてぬめりを取ればOKです。ですが、シャキシャキ感がなくなってしまうため、食感を楽しみたい場合は不向きです。
また、加熱処理をすると、辛みを抑えることができます。
スライスした玉ネギを、電子レンジ600Wで30秒~1分加熱。流水でさらして水気を切れば完成。完全に火が通ると、味や食感が変わってしまうため、加熱し過ぎにはご注意を。
ザルに入れた玉ネギに熱湯をかけて冷水にさらせばOK。ですが、熱湯をかけてからすぐに氷水に入れないと食感が落ちてしまうので、すばやく冷やすのがおすすめです。
玉ネギの辛みを抜く方法は、意外にもたくさんありましたね! 生野菜サラダでシャキシャキ感を出したり、マリネにしたりなど、料理に応じて方法を変えるのもよさそうです。
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参照:macaroni
イラスト:飛田冬子