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2022年01月07日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、友人が子猫を飼い始めました。おうちに遊びに行くと、小さな猫ちゃんが足をスリスリしてきて、あまりのかわいさにワタシもすっかりメロメロ。「きれいな模様だね」と言うと「サバトラかキジトラか迷ったんだけど、キジトラにしたの!」と友人。
キジトラとサバトラってどう違うのかしら? よくわからないので、今日は猫について調べてみようと思います。
キジトラは茶色の地毛に、こげ茶色~黒い縞模様が入ったトラ猫のこと。飼い猫の祖先といわれるリビアヤマネコと遺伝子がほぼ同じで、平安時代にはキジトラしかいなかったと言われるほど、原種に近いタイプです。鳥のキジに模様が似ていることから「キジトラ」と呼ばれるようになったと言われているそうですよ。
日本で最も歴史が古く、最もたくさん飼われているポピュラーな猫であるキジトラは、野性的で警戒心が強いという特徴がありますが、一度慣れると甘えん坊になることから、キジトラに心を奪われてしまう人は多いみたいね!
一方のサバトラは、シルバーグレーの地毛に、黒い縞模様が入ったトラ猫のこと。もともと日本にいた品種と、戦後の高度成長期に輸入されてきた洋猫が交配して生まれた可能性が高く、この半世紀ほどで増えてきています。
カラーリングが魚のサバに似ていることから、サバトラという名前になったそうですが、全身サバ柄だったり、一部が白くなっていたり、縞模様が濃かったり薄かったりと、個体差がかなり大きいという特徴があります。
性格はキジトラに近いのですが、警戒心が強いタイプと、なつきやすいタイプに二分されるんだとか。どちらかといえば慎重で、知らない人を怖がる場合もあるそう。マイペースに過ごすのが好きな品種なので、あまりかまい過ぎない方がいいんですって。
まとめると、キジトラとサバトラはどちらも体に縞模様が入ったトラ猫の一種で、見た目もよく似ています。見分け方としては、毛の色が茶色ベースならキジトラ、グレーベースならサバトラという判断でOK。
どちらにしても、シマシマのトラ猫はやっぱりかわいいわねえ。またあのやわらかい毛を触りに友人のところへ遊びに行こうっと!
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参照:ねこのきもち
イラスト:飛田冬子