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素朴な疑問就寝時に悪夢を見るのはどうして?
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こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、夢をよく見ます。特に怖い夢、イヤな夢が多くて、先日は誰かに追いかけられる夢を見て、あまりの恐怖で目覚めた後もしばらく心臓がバクバクしていました。悪夢ってどうして見るのかしら。気になってしかたがないので、さっそく調べてみることにしました。
悪夢を見るのはなぜ?
そもそも、人がなぜ夢を見るのか? という理由はいまだに解明されていないことが多いのが事実。ただ、わかっているのが、人間の脳は寝ている間に情報を整理しているということ。脳の中には記憶をカテゴリごとに仕分けした図書館のようなところがあって、見聞きしたり、体験したりして得た情報をジャンルごとに整理しているんだとか。
その作業の中で記憶が引っ張り出されたり刺激されたりして断片的に現れて、それらがつながって1本の映像として再生されたものが、私たちが「夢」と呼んでいるもの、といわれています。「見たことのない景色が夢に出てきた」ということも、実際はテレビや映画、自分で想像したことなどが重なりあって夢になったと説明できるんですって(知らなかった!)。
では、悪夢はなぜ生まれるのかというと、3つの原因が考えられています。1つ目は、強いストレスがかかっている状態であること。例えば人間関係の悩みや仕事に対するプレッシャー、将来への不安など、私たちは日々の中で知らず知らずにストレスをためこんでしまうことがあります。すると現実のストレスが夢に反映されて、怖い夢として現れることがあるんだそうです。
2つ目は、過去のトラウマとなった体験があって、それがフラッシュバックして夢として再現されてしまうケースです。この場合は、繰り返し見ることで不眠症やうつ病に発展することもあるので注意が必要です。
3つ目は、体の不調のサインとして現れているもの。人間は起きている時よりも寝ている時の方が、自分の体に対して敏感になっているそう。例えば寝ている時に尿意が強くなると、トイレに行く夢や、海や川の夢を見ることがありますよね。それと同じく、体のどこかが痛いとか、具合が悪くなるような夢を見て、調べてみたら本当に病気が見つかった、ということが実際にあるんだそうです。
悪夢を見ないようにするには?
悪夢にはネガティブな情報を脳が適切に処理し、私たちの心身に負担をかけないようにする働きがあると考えられています。必ずしも悪夢を見ることがよくない、というわけでないんですね。
そうはいっても悪夢を見た日は目覚めが悪く、気分もスッキリしないもの。悪夢を見ずに済む方法があるなら知りたい! ということで調べてみました。
悪夢を見ないためのコツは、「寝る前にネガティブなことを考えない」こと。ベッドの中で、その日の失敗や失言を思い出してはクヨクヨしたり、将来の不安を感じたままでは寝つきが悪くなりがち。こうしたネガティブな意識が悪夢を引き起こす原因になっている可能性もあります。
寝る前にホラー映画を見たりするのも、ネガティブな刺激を受けるので厳禁。できるだけ楽しいこと、好きなことを考えながら眠るようにするのがいいですね!
あとは、睡眠習慣を整えること。睡眠不足は悪夢を見ることに傾きやすくなるので、毎日一定の時間に寝ることで、質の高い眠りを目指すとよさそうです。
ワタシもよく眠れると思っていたけど、実は知らないうちにストレスで眠りが浅くなっていたのかもしれないわね……。悪夢を見ないためにも、楽しいことを考えるようにしようっと!
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参照:COSMOPOLITAN
イラスト:飛田冬子
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