土用の丑の日はいつ?うなぎを食べるのはなぜ?
2023.07.262021年08月21日
素朴な疑問
揚げ油は何回まで使えるの?揚げ油の簡単な処理法は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
みなさんは、月にどれくらい揚げ物を作っていますか? 面倒くさがりのワタシは月2回がせいぜいというところ。だって揚げた後の片付けを考えると、どうしてもおっくうになってしまうから……。
そもそも油は、何回まで使うのが正しいのかしら? この機会に調べてみることにしましょう。
揚げ油の使用は3~4回を目安に
揚げ油は、光や空気、加熱によって酸化します。油の劣化が進むと、不快な臭いがしたり、色が濃くなったり、粘り気が出るなどの変化が起こり、風味を損なうばかりか、場合によっては食中毒を引き起こす原因になることもあります。揚げる食材を入れたときに小さな泡が全体に広がったり、180度前後で白い煙が出たら、油が劣化しているサインです。
一般的には揚げ油を交換するタイミングは、3~4回を目安にするといいでしょう。とはいえ、時間の経過とともに油の酸化が進むため、使用した油は早めに使い切ることも大切です。
また、食材は、油が汚れにくいものから揚げるのがおすすめです。そこで、野菜の素揚げ、天ぷら、フライ、下味を付けた食材の順に油を使うといいでしょう。ちなみに、鶏肉やカキ、魚などは、素材の成分が油に溶け出しやすい食材になります。
油をより長持ちさせるコツは、揚げるたびに新しい油を追加すること。また、揚げ油として使った後の油を炒め物に使えば、効率良く使い切ることができておすすめです。
パパッとできる揚げ油の捨て方
油を捨てる際は、凝固剤を使うのも便利ですが、牛乳パックや新聞紙を使ってカンタンに捨てられる方法があります。
使い終わった紙パックに使用済みのペーパータオルや新聞紙を詰めて、冷ました揚げ油を染み込ませます。自然発火を避けるために、油を入れ終わった後に水をしみ込ませておきましょう。最後に紙パックの口を粘着テープでしっかり留めれば、各自治体のルールに従ってゴミとして出すことができます。紙パックの代わりに二重にしたポリ袋やレジ袋を使ってもOKです。
牛乳パックやポリ袋ならより楽に油の処理ができますね! そうとわかれば今夜早速、揚げ物を作っちゃおうかしら!
■人気記事はこちら!
イラスト:飛田冬子