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2021年08月10日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、友人へのプレゼントを買いに話題のチョコレート専門店に行ってみました。たくさんのおしゃれなチョコレートの中から好みに合わせたチョコレートを選べて大満足! 店員さんはチョコレートマイスターという資格を持ったスペシャリストなのだそうです。
チョコレートに関わる資格があるなんて初耳です。気になったので調べてみました。
「チョコレートマイスター」になるための「チョコレートマイスター認定試験」は、「日本安全食料料理協会」が認定する、チョコレートの原料、成分、種類、栄養などさまざまな知識が求められる資格です。また、チョコレートの起源などの歴史に加え、チョコレートの原料の一つ、カカオバターの結晶を最も適した状態に温度調整する「テンパリング」などの知識も知っている必要があります。
ちなみに、チョコレートの起源は、カカオ豆を原料にした古代メキシコの飲み物だったんですって! チョコレートそのものの知識はもちろん、そんなトリビア的な情報にも触れることができる資格です。
チョコレートマイスター資格認定試験は、2021年は、2月、4月、6月、8月、10月、12月と年に6回、組まれています。受験資格は特になく、自宅で受験が可能です。定められた期間内に解答用紙を郵送し、後日合格発表があります。70%以上の評価で合格となり、受験料は1万円(税込)です。
チョコレートは、美容や健康に効果があると注目されているため、チョコレートマイスターになれば、あらゆるジャンルの仕事に役立ちそうですね。
チョコレートマイスター認定試験以外にも、チョコレートに関する資格があるようです。そのいくつかをご紹介します!
チョコレート検定は、チョコレートの魅力をより多くの人に理解してもらいたいと、お菓子メーカー「株式会社明治」が2016年から実施している検定です。チョコレートの主原料であるカカオ関する知識や、チョコレートの製造方法などの知識が求められます。レベル別に、「チョコレートスペシャリスト」、「チョコレートエキスパート」、「チョコレートプロフェッショナル」の3種が用意されています。受験資格はなく、誰でも受けることができます。受験は各都道府県の指定場所で受けられます。受験料は5800円~7800円。
チョコレートスペシャリスト(初級)
チョコレートの生産から商品になるまでの幅広い知識を習得する初級者向け。平均合格率は93%以上。
チョコレートエキスパート(中級)
主原料のカカオやチョコレートに関する知識を習得する中級者向け。平均合格率は約76%。
チョコレートプロフェッショナル(上級)
カカオやチョコレートの基本的な知識からより専門的な知識が求められる上級者向け。平均合格率は11%。
日本インストラクター技術協会が実施する資格。チョコレート産業に関する概要、カカオ豆の収穫までの過程、多様なチョコレートの知識、チョコレートの製造方法など幅広い分野での習得が求められます。誰でも受験できます(受験料は1万円)。
チョコレートの長い歴史やさまざまなフレーバーなど、チョコレートに関する知識を習得し、独自の視点でその魅力を発信できるようになる資格。一般社団法人日本能力教育促進協会の認定資格制度で、同協会のチョコレートソムリエ講座を受講している人に受験資格があります
チョコレートが大好きな人にとっては、楽しみながら勉強できますね!
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イラスト:飛田冬子