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2021年07月22日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
暑さもいよいよ本番、汗をかいて洗濯物が多くなりますね。先日、買ったばかりの麻のシャツを洗濯機で洗おうとタグの洗濯表示を見たら、なんだか見慣れないマーク!?
そういえば洗濯表示が変わっていたのよね。どんな意味なのか、調べてみます!
洗濯表示が変わったのは、2016年12月。それまでは日本独自の規格でしたが、国際規格に合わせたものになりました。
グローバル化が進んで、世界中で作られた衣類がさまざまな国で販売されるようになり、国ごとに違う表示は消費者にわかりづらくなってきました。そこで、国際規格として統一されたというのが理由です。
ちなみに、洗濯表示の改定は、50年ぶりのことでした。
新しい洗濯表示は、基本となる5つのマーク(下記)と、付加記号・数字の組み合わせで構成されます。
付加記号は、処理の強弱や温度、禁止などを数字と記号で表します。
また、これまでは「指示(推奨)表示」だったのですが、新しい洗濯表示では 「取り扱い方の上限」を表しています。記号が示すやり方か、それ以下(強弱や温度の高低)で行いましょう。
記号は全部で41種類になりますが、基本の形を覚えてしまえば面倒ではありません。読み解く面白さが味わえるかも。
例えば「洗濯おけ」のマークの下に横棒線が2本あると「非常に弱い洗濯」、1本だと「弱い洗濯」、線がなく「洗濯おけ」だけであれば「通常の洗濯」となります。また、「洗濯おけ」の中に数字が入っているときは、水温の上限を表します。
これまで記号の中にあった日本語表示はなくなりましたが、必要に応じて記号のそばに、日本語の付記用語が表記されることもあるので安心です。
実は、あまり洗濯表示を見ていなくて、新しくなっていたことを気にしていませんでした。お気に入りの服を良い状態で長持ちさせるには、洗濯方法が大事。特に初めて洗うときは、洗濯表示を確認するよう心掛けます!
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参照:経済産業省
イラスト:飛田冬子