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素朴な疑問うなぎの蒲焼きっていつの時代から食べてるの?
食欲の秋、ご飯がおいしくておいしくてついつい食べ過ぎてしまうワタシ(止まらない~)。
つい先日は、宮崎に住む友人から冷凍うなぎが送られてきて、急いで新米を炊いていただいたの~。うなぎは白焼きも肝焼きも大好きなんですけど、やっぱり蒲焼きが一番好き! 醤油とみりん、砂糖を混ぜた甘辛のタレが食欲をそそるのよね~。(これ以上の食欲、どうしよう?)
そういえば、うなぎの蒲焼きっていつから食べられているのかしら? 気になったので早速調べてみました。(ワクワク)
うなぎについて調べていると驚くべき事実がわかりました。な、なんと、縄文時代から食べられていた(であろう)! その時代のお墓からうなぎの骨が発見されていることから、食用としてたことが推測されます。(うなぎの骨ってわかるのもすごいわよね!)
うなぎが文献として残っているのは奈良時代のこと。『風土記』(713年)や『万葉集』(759年)でうなぎを指す言葉が見受けられます。でもその中では調理法については詳しく言及されていないので、蒲焼きとして食べられていたとは断言できません。(一体どうやって食べていたのかしら?)
そして、うなぎの蒲焼きという言葉が登場したのは、『鈴鹿家記』(1399年)でのこと。でもその頃の蒲焼きは、現在の蒲焼きの味とは似ても似つかないものだったみたい。
現在の蒲焼きに近い味が確立されたのは江戸時代後期くらい。式亭三馬著の『浮世風呂』(1809~1813年)には調理法についての記述も見られます。この頃になってようやく、江戸の庶民の間で蒲焼きという食べ方が成立しました。(今から約200年前のことね~)
うなぎって、日本人にとってとても縁のある食べ物だということ、そして蒲焼きとして食べられていたのは江戸時代からということがわかりました。(古典落語でもうなぎを題材にしたものがありますね)
そう言えば、うなぎって関東風と関西風がありますね。それについてはまた改めて、詳しく調べてみることにします。(ちなみに私は関東風が好きよ~)
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イラスト:飛田冬子
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