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2021年04月20日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
近所の方が区民農園で育てたというヤーコンを、お裾分けでいただきました。土が付いたままのヤーコンは、サツマイモのような見た目。実はワタシ、ヤーコンを食べるのは今回が初めてです! ヤーコンの栄養や食べ方について調べてみようと思います。
ヤーコンは、南米アンデス地帯が原産。キク科の根菜で、水分が多くシャキシャキとした食感が特徴です。
梨のようなほんのりとした甘みがあり、生のままでも加熱調理しても食べられます。低カロリーでダイエット食材としても人気のヤーコンには、フラクトオリゴ糖やポリフェノール、ミネラルなどの栄養が豊富に含まれています。
「オリゴ糖の塊のような芋」と呼ばれるほど、野菜の中で最も「フラクトオリゴ糖」の含有量が多いヤーコン。フラクトオリゴ糖は、人の胃や小腸で吸収されずに大腸まで届くので、ビフィズス菌のエサになり、腸内環境を整える働きが期待できます。また、糖として吸収されにくい性質を持つことから、血糖値を上げにくいともいわれています。
摂取しても血糖値が上昇しない他、血中総コレステロールや中性脂肪、血圧を低下させる働きがあるといわれています。さらに、ビフィズス菌を増やしてお腹の調子を整えたり、ミネラルの吸収や脂質の代謝を改善したりという効果も。
抗酸化物質成分であるポリフェノール。動脈硬化や血管の老化防止、活性酸素の除去に効果があるといわれ、発がん予防にも期待されています。
カリウム、 カルシウム、 マグネシウムなどのミネラル類が豊富なヤーコン。これらのミネラルには、カルシウムの吸収を高める作用がある他、体内のナトリウムを排出、高血圧の改善にも効果が期待できるそう。
ヤーコンに、このような栄養と効能があることを初めて知りました! どのような食べ方がおすすめなのでしょうか?
生のまま薄くスライスして、水に5分ほど浸けてアクを抜いたヤーコンに、レモン汁、オリーブオイル、はちみつ、塩を入れて混ぜ、しばらくおいたら完成。さっぱりした風味とヤーコンのシャキシャキ食感が食欲をそそります。
皮付きのヤーコンを拍子切りまたは短冊切りにして、小麦粉、片栗粉、塩少々をまぶしてカラッと揚げます。皮部分にもフラクトオリゴ糖が多く含まれているので、皮も食べるのがポイント。
千切りにしたヤーコンとニンジンで作るきんぴら。ヤーコンに甘みがあるので、砂糖は使わなくても大丈夫です。
ヤーコンは、低カロリーで栄養豊富な野菜なんですね! これからは積極的に食べようと思います。
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参照:旬の食材百科
イラスト:飛田冬子