こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
友人が地元の名産だというレンコンを送ってくれました。添えられていたメモに「レンコンにはビタミンCがいっぱい含まれているので、美容におすすめです」と書かれていました。レンコンって、美容にいいの? 興味が出てきたので、調べてみようと思います!
レンコンに含まれる主な栄養成分
- ビタミンC
レンコンに含まれるビタミンCは、肌のハリや骨を丈夫にするコラーゲンの生成を助けます。また、ウイルスの侵入を防いでくれる効果から、風邪予防にもいいとされています。
レンコン100gに含まれるビタミンCは48mgで、レモン1個分の果汁に含まれるビタミンCと同等です。レンコンを100g食べれば、1日に必要とされるビタミンCが補えます。
- タンニン
レンコンの皮には、「タンニン」が含まれています。タンニンが持つ止血・血管収縮作用は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍への効果が期待できるそうです。抗炎症・高殺菌作用は、花粉症などのアレルギーにもいいといわれています。
- 食物繊維
レンコンには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。水溶性食物繊維は、生活習慣病の予防や整腸作用がある他、血糖値の上昇を抑える効果もあるそうです。不溶性食物繊維は、レンコンの先端部分に多く含まれています。
- カリウム
カリウムは、ナトリウムを体外へ排泄する作用があり、塩分の摂り過ぎが原因となる高血圧の予防や改善効果が期待できます。ただし、水に溶け出しやすい性質があるので、レンコンの下処理のために酢水に浸す場合は5分以内にするとよいでしょう。
レンコンが美容にいい点
- 抗酸化作用
レンコンに含まれるビタミンCとタンニンには、抗酸化作用があり、酸化や紫外線によるシミ・老化を防ぎ、美肌づくりに役立つとされています。ビタミンEやβ-カロテンを含む食品と一緒に取ると、より効果的です。
- 美肌効果
レンコンに含まれるビタミンCは、コラーゲンやヒアルロン酸の生成をサポートするため、肌の張りや潤いを保つ効果が期待できます。日焼けの原因となるメラニン色素の生成を抑え、肌を白く保つ効果も期待できます。
レンコンの成分を効率よく摂取する食べ方
ビタミンCは、一般的に熱に弱いのが難点ですが、レンコンには多くのでんぷんが含まれており、ビタミンCを熱から守ってくれるのだそう。そのため、加熱調理をしてもビタミンCが壊れにくいのです。
レンコンの栄養素を効率よく摂取する食べ方は、肉や魚と合わせること。これらの食物に含まれる「ヘム鉄」が、貧血予防や肝機能強化につながるといわれています。注意したいのは、「非ヘム鉄」を含むひじきなどの食品と食べ合わせないこと。レンコンのタンニンが、非ヘム鉄の吸収を損なってしまうためです。
レンコンがこんなにも栄養豊富で、美容や健康に役立つとは知りませんでした。これからは、積極的に食べるようにしたいと思います。
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参照:せたがや日和
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イラスト:飛田冬子