2019/06/20 0

「日本三大祭り」ってどんなお祭り?

「日本三大祭り」ってどんなお祭り?

 

今年も、まもなくお祭りの季節がやってきます。祭りが近づいてくると、どうしてこんなにウキウキするんでしょう。幼いころ、両親に連れられて夜店に出かけたあの日は遠くなってしまったけれど、いまだに街角で「お祭り」の文字を見掛けると不思議と気持ちが弾みます。人間のお祭り好きってDNAに組み込まれているんじゃないかしら?

 

そんな話をすると「私も博多祇園山笠の季節になると、里帰りしたくてウズウズしちゃう。なにしろ日本三大祭りの一つだもの!」と、福岡出身の友人は誇らしげ。博多祇園山笠って全国で1、2を争う動員数のお祭りだと聞いたことがあるし、さぞかし盛り上がるんでしょうねえ。

 

ちょっと待って。博多山笠って日本三大祭りだっけ? そういえば日本三大祭りって何でしょう。京都の祇園祭は有名だけれど、青森のねぶた祭りだったような、徳島の阿波おどりも入っていたような……。

 

よくわからないので、調べてみました。どうやら日本三大祭りといえば「京都の祇園祭、大阪の天神祭、東京の神田祭」を指すことが多いようです。

 

京都の祇園祭は八坂神社の祭礼として2000年以上の歴史を持ち、厄災を払うためおこなわれたのが始まり。毎年7月1日〜31日の1か月にわたってさまざまな祭事がおこなわれますが、ハイライトは17日と24日に行われる山鉾(やまびこ)巡行。「コンチキチン」と祇園囃子を鳴らしながら山鉾(山車)が通りを練り歩きます。

 

豪華絢爛な装飾をほどこした山鉾は「動く美術館」とも呼ばれ、その山鉾が街をめぐる山鉾巡行はユネスコの無形文化遺産にも登録されています。また巡行の前には山鉾を通り沿いに飾り、提灯のやわらかな灯で彩る「宵山(よいやま)」もおこなわれるなど、見どころがたくさんあるお祭りです。

 

大阪の天神祭も、1000年以上の長い歴史をもつお祭り。学問の神様として知られる菅原道真の命日にちなんで、大阪天満宮で毎年6月下旬〜7月25日の1か月にわたって行われています。

 

「水と火の芸術」とも呼ばれる天神祭のクライマックスは、7月24日と25日の2日間。特に最終日の25日には神輿(みこし)や地車囃子(だんじりばやし)、獅子舞などが行列を作る「陸渡御(りくとぎょ)」や、100基もの船が大川を渡る「船渡御(ふなとぎょ)」、約5000発の花火が打ち上がる「奉納花火」など、迫力あふれる祭りを一目見ようと130万人が集います。

 

最後の東京・神田祭は、神田明神で行われるお祭り。(本祭は2年に1度。2019年は本祭の年でした)別名「天下祭」ともいい、江戸幕府の開祖・徳川家康の庇護を受け歴代将軍に愛されたお祭りです。メインとなるのが5月中旬に行われる「神幸祭(しんこうさい)」で、平安装束を身にまとった人々が100基もの神輿とともに大行列を組み、神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内など108町の氏子町会を巡行します。大都会・東京の中心地を神輿がにぎやかに練り歩くさまは、一見の価値あり!

 

いずれも日本を代表するお祭りであることに間違いないのですが、じつは「日本三大祭り」というのはどこかの団体や協会で認定されるものではないんだとか。地方によって諸説あり、青森のねぶた祭りや仙台の七夕祭り、博多祇園山笠が入る説もあるそうです。(友人の話は本当だったのね!)就職試験問題などでも、神田祭の代わりに浅草・三社祭を正解とする場合もあるとか。

 

どうやら地域ごとに「全国的に有名な祭り+地元の祭り」で日本三大祭りを作るケースが多いよう。お祭りは地元の誇りですから、ランクインさせたい気持ちはよくわかりますし、みんなハッピーになっていいのかも。なんて考えていたら、どんどんお祭り気分が盛り上がってきちゃった。今年はいろんな三大祭りを楽しむ旅に出ようかな!

 

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参照:祇園祭

   天神祭

   神田祭

 

本音は神輿より屋台グルメのほうが気になります(笑)
本音は神輿より屋台グルメのほうが気になります(笑)

 

イラスト:飛田冬子

 


人に話したくなる面白雑学「素朴な疑問」

 

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