季節を感じるお花探訪

豊かな自然が魅力です!花散歩便り in 南信州

公開日:2020.07.15

お散歩や季節のお花を見て回るのが大好きな渡来夢さん。今回は、自宅の庭のかわいい植物や、お花を見にお出掛けをしたときのことをレポートしてくれました。豊かな自然に心が和みます。

季節はいつも通りに過ぎていきます。ボタン、シャクナゲ、チューリップやカモミールの時期が終わり、バラやラベンダーの花が咲き始めました。シモツケの花も咲きました。この花は、ピンクと白が分かれて咲くので特に気に入っています。

 

自宅の庭の植物たち

ピンクのシモツケの花
ピンクのシモツケの花
白いシモツケの花
白いシモツケの花

狭い庭ですが、ブルーベリーの実も大きくなってきています。30年くらい育てています。毎年、青のカーテンとして大活躍している朝顔の「ヘブンリーブルー」は、梅雨入り前の水不足で苦戦中。急に気温が高くなってきたので、早く伸びて欲しいところです。梅雨入りしてからの雨は少しだけうれしく思いますが、大雨のニュースを聞けば、災害が心配になります。

大きくなってきたブルーベリー
大きくなってきたブルーベリー
朝顔のへブンリ―ブルー。毎年、青のカーテンとして日差しを遮ってくれる
朝顔のへブンリ―ブルー。毎年、青のカーテンとして日差しを遮ってくれる

 

一面に咲き乱れるフクロナデシコに感激!

春からザゼンソウ、桜、桃、リンゴ、九輪草と紹介してきました。近所には、作物を作らなくなった畑に、桜の木を植えている方もいます。農家の後継者などの問題を考えると、桜が美しいからといって喜んでばかりもいられない気もします。

最近、新聞で存在を知ったのが、「フクロナデシコ」という花です。上伊那郡南箕輪村(かみいなぐん・みなみみのわむら)で約4000平方メートルの広さの土地にこの花を咲かせている方がいるそうです。新聞の記事によると、「気晴らしに、ご自由にお越しください。散策路があるので『密』になる心配もありません」とのことでしたので、早速、訪ねてみました。

散策路の奥の方にはベンチがありました
散策路の奥の方にはベンチがありました

この土地の所有者は10年前に酪農を辞めて、餌のトウモロコシを栽培していた畑に、このフクロナデシコの花を植え始めたそうです。知らない花でしたが、見たとたんに思わず歓声を上げてしまいました。幸せカラーのピンク色の花々が一面に咲き乱れ、じゅうたんどころではなく、大きな雲のお布団みたいでした。それにしても、すごい広さのお花畑です。

いろいろなお花が咲いていました
いろいろなお花が咲いていました

よっぽどお花が好きなのでしょう。いろいろな花が咲いていて、素晴らしい所だと思いました。後ろから歓声が聞こえ、他に見学にきている人がいるのだと、気付きました。色とりどりの美しいお花を見ていたら、元気が湧いてきました! でも、手入れはさぞかし大変なことでしょう。

フクロナデシコ
キャプシフクロナデシコは、五枚の花弁がハートの形をしているかわいらしい花

 

 

高遠のバラ園

フクロナデシコの花に元気をもらいましたが、せっかく上伊那郡まで足を延ばしたので、伊那市高遠(いなし・たかとお)のバラも見ようと思いました。傾斜地に咲かせていて、自然いっぱいのバラ園です。自宅のバラも咲いているからと、バラ園も咲いているだろうと訪ねましたが、まだ時期が早かったようです。バラは少しだけしか咲いていませんでした。

ハートの形に整えられた赤いバラ
ハートの形に整えられた赤いバラ

遠くに大きなピンクの花の木が見えました。「ホンアカシア」と表示がありました。バラの花はまだ早過ぎましたが、本アカシアという木とその花を初めて知ることができました。

本アカシアの木
本アカシアの木
本アカシアの花
本アカシアの花

 

渡来夢

美しいものに触れたいとの思いから美術館に行ったり、植物を育てたり、きものリフォームなどの手芸を楽しんでいます。元気でいられるように、ピアノの練習やパンを焼くことにも挑戦しています。『やってみよう!』の精神で。日常こそ大切、工夫して、お金をかけずに楽しむこころ豊かな暮らしを目指しています。

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