おしゃれさんスナップ!今日のコーディネート
2024.12.182023年11月26日
色柄バラバラのクローゼットから解放されるには?
不要な服は処分!似合う色の服を厳選する方法&コーデ
衣替えの整理で悩むのは、取っておくべき服の選び方です。たくさん持っていても、着ている服はほんの一部だったりしませんか?色柄がバラけすぎたクローゼットから解放されるために、自分に似合ったベーシックカラーの服に移行するテクニックをお見せします。
「ファッション終活」は体力があるうちに!
パーソナルスタイリストである私は、もうすぐ67歳。服との付き合い方を見直す年代です。自分で衣替えできる季節がこれから何回巡ってくるんでしょう。色柄もデザインもバラけすぎて、ハンガーがぎゅうぎゅう。片付けるのに溜息が出るクローゼットは要りません。
職業がら、お客様に体験していただくクローゼットには、さまざまのバリエーションの服をキープしているのですが、自分のために着る服はミニマムなベーシックカラーに絞っています。まだ体が元気に動くうちに、早めの「ファッション終活」を意識しています。
基本の色は「愛用のボトムス」が教えてくれる
「自分のベーシックカラー」を決めるのに手っ取り早い方法は、最もよくはいているボトムスから自分の嗜好を知ることです。私の場合は下の画像、ネイビーのストレートパンツを愛用しています。
なぜこのパンツばかりはいてしまうかですが、サイズが合っている、流行に左右されない、パンプスでもスニーカーでも似合う等の理由があります。でも優先順位のトップ3にくるのは下の理由です。
1.汚れが目立ちにくい色
2.家で洗濯できて、手入れが楽な素材
3. どんなシーンでも通用するシルエット
雨降りの日はいつも裾に泥跳ねするので、汚れが目立たず、帰宅したらすぐに洗えるパンツが私にはベストなんです。いつ突然の雨に遭遇しても平気なように、ダークカラーを選ぶようになりました。
お出掛けの支度を急いでいるとき、天候、出向き先、コーデするアイテムなどの事情を考えずとも、さっとはけるボトムス。自分の癖や生活習慣がベースになり、一番よくはいているその色こそが自分に向いたベーシックカラーNo.1です。
ボトムスに合わせる服はパーソナルカラーを参考に!
基本のボトムスが決まったら、コーディネートするアイテムの色選びに移ります。ここで役立つのがパーソナルカラー。私はブルーベース肌の「冬」タイプで、若い頃はブラック一辺倒でしたが、肌のアラが際立たないよう、今はもう少し柔らかい色を選ぶようにシフトしています。
自分の服は、下の画像のようにネイビー、ライトグレー、ホワイトがほとんどで、シンプルすぎるときは差し色で調整します。ここからネイビーのパンツをメインにしたコーデの実例をお見せしますね!
自分に似合う!ベーシックカラーのコーデ例
まずは着心地が気に入っているベーシックコーデ。サイズにゆとりのあるシーズンレスなニットソー(ライトグレー)を着て、全体が地味になりすぎないように、白のサッシュベルト&白スニーカーを合わせています。
オフィシャルな場ではパンプスを履いて、...