【前編】必見!大人のためのパリ最新スポット案内
2023.11.092023年10月12日
おしゃれ達人チャコさんの審美眼が光る
【後編】必見!大人のためのパリ最新スポット案内
パリを拠点にファッションジャーナリストとして活動するチャコさんこと、鈴木ひろこさん。五輪に向けて街中が大きく変わろうとしているパリの注目スポット情報をご紹介。後編では「17区&マレ地区」から、注目ショップと最旬ホテルをピックアップ!
パリ在住のおしゃれ達人が、最新の注目スポットをご紹介!
人気スタイリストやモデルなど、ファッション業界人にもファンが多いチャコさんは、パリ在住歴32年!ファッションジャーナリストとして培われた取材力と、おしゃれセンス&人脈を生かしたフレッシュで感度の高い情報発信に定評があります。
動画「おしゃれ達人チャコさんのパリ案内」が話題を集める中、気になるトピックスを前後編記事で少しだけピックアップしてお届け。
「前編記事のパリ10区」に続き、チャコさんが後編記事でセレクトしたのは、いま勢いよく変化している17区と、おしゃれに厳しいパリマダムも足しげく通うマレ地区。さっそく見ていきましょう!
「パリに愛された日本女性」との異名を持つチャコさんとは?
鈴木ひろこさん。ファッションジャーナリスト、コーディネーター、ライフスタイルブランド「LERET.H(ルレ・アッシュ)」ディレクター。東京でスタイリストとして活動後、30代で渡仏。パリ在住32年目。現在は日本の女性誌を中心に、パリやヨーロッパ各国での取材、執筆を行うほか、2022年にローンチしたライフスタイルブランド「LERET.H(ルレ・アッシュ)」を展開中。
【1】変化の勢いを感じるパリ17区でカフェ巡り
「前編記事」に続き、チャコさんが大人の女性におすすめするエリア、2か所目はパリ北西部の17区にあるプラス・ド・クリシー周辺。この近くには、裕福でありながらラフなスタイルを好むBOBO(ボボ=ボヘミアンブルジョアジーの略)たちに人気のバティニョール地区があり、このプラス・ド・クリシー周辺も、今とても注目を集めている地区の一つなのです。
「この地区に昔からあったカフェやホテルが、リニューアルを経て、続々と生まれ変わっています。ひと昔前までは場末感が漂うエリアでしたが、最近はがらっと雰囲気が変化しました」(チャコさん)
約1年前にリニューアルオープンしたLe Cyrano(ル・シラノ)は、1980年代に開業した老舗カフェ。おしゃれなBOBOに大人気で、朝のコーヒーからランチ、アペロ、そしてディナーまで、自由なスタイルで楽しむことができます。
Le Cyrano(ル・シラノ)
3,rue Biot 75017
Instagram @lecyranoparis
【2】リオープンした話題のホテル!中庭カフェが自慢
1970年代からの老舗Hotel Eldorado(ホテル エルドラド)が、4年の改装工事を終え、2023年の夏にリニューアルオープン。
美しいグリーンに囲まれた気持ちのいい中庭のカフェは、都会とは思えない静けさも大きな魅力。当時を知る地元住民からも愛され続けています。
Hotel Eldorado(ホテル エルドラド)
18,rue des Dames 75017
https://hoteleldoradoparis.com/
【3】3区の北マレではパリらしいアクセサリー店をチェック
チャコさんがピックアップした3つ目のエリアは、世界中のおしゃれ通が集まる有名な北マレ。マレは昔から「アクセサリー」の街としても知られていて、今もここにしかお店がないブランドがいくつもあるそう。
「パリマダムの装いにはアクセサリー使いが欠かせないので、パリらしいおしゃれエッセンスのヒントになればと思い、今回あえて北マレをチョイスしました」(チャコさん)
ビジュー制作のための金具やチェーンなどを作るアトリエが集まっていたマレ地区。そのようなアトリエの材料や技術を継承したいと考えたオーナー女性が、2010年に立ち上げたのがMonsieur Paris(ムッシュー・パリ)。
繊細なゴールドのリングやブレスレットなどがパリジェンヌの間で話題を集め、今やマレを代表するジュエリーショップに。リング150ユーロ前後〜、ネックレス190ユーロ前後〜。
Monsieur Paris(ムッシュー・パリ)
53,rue Charlot 75003
https://monsieur-paris.com/
誰からも愛されるファッショニスタ、チャコさんならではのセンスがちりばめられた、パリのホットなエリア&ショップ情報はいかがでしたか?前編記事もあわせてごらんください。
「おしゃれ達人チャコさんのパリ案内」では、ここに載せ切れなかった最新情報も続々!今も昔も私たちを魅了してやまない花の都、パリ。その魅力からはまだまだ目が離せそうもありません。
取材・文=葛畑祥子