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2018年12月13日
ちびっこだって オシャレしたい!
身長アラウンド150cm。通販誌「ハルメク おしゃれ」の編集者が、低めの目線から観察するファッションをつづります。今回は、低身長でもばっちり着こなしが決まる巻き方大判ストールの巻き方です。結局いつもぐるりと巻くだけ、という人は必見です。
こんにちは、寒くなってより小さく縮んだ気がする、ファッション編集のちびっこです。
最近インターネットのコラムで、「暖かい土地のほうが、ちびっこが多い」という主旨の文章を読みました。
ふーん、と軽く読んでいたのですが、実はドイツの生物学者が1800年代に発見した「恒温動物は、体温を保つため寒冷地ほど体が大きくなる」という、きちんとした法則にのっとっているそうで。
私は、高知生まれの高知育ち。雪が降っただけで大騒ぎするような、温暖かつのどかな土地でぬくぬく育ってきました。牛乳も小魚も大好きだったのに、背が伸びなかった私。なーんだ、気候が原因だったんじゃない。
あれ、じゃあ冒頭で書いた「寒くなって縮んだ気がする」は間違いで、単に寒くて背筋が丸まっていただけだったんですね。
シャンとしよう、シャンと。
寒さといえば最近、ストールが大・大・活躍中です!
暖冬の影響で、厚手のコートを着る機会がほとんどなく
薄手のコートにストールを巻きつけ、気温に合わせてつけたり外したり。
大判のものを選べば、ちょっと会社から出てコンビニや郵便局に……というときも、サッと上に羽織って出かけられるのでとっても便利!
大きなストールは、「包まれている」という安心感があって昔から大好きなアイテムでした。
気持ちの面でも、なんだかほっとするのです。
さてそこで、ちびっこが大判ストールを巻くとどうなるか。
結果はもうお分かりの通り。
私がストールを巻いているのか、ストールが私に巻きついているのか……。それくらいストールの存在感が大きく、アンバランスな感じになります。
子供のころはそれが愛らしく感じられたでしょうが、大人になった今は、「まあ、ストールに着られちゃって可愛いわね」とは誰も言ってくれません。
ストールといえば、「ムーミン」シリーズのスナフキンが思い浮かびますが、彼のストール(スカーフ?)使いは見事なものです。
三頭身の体を覆う、ふんわりしたコート。襟元にさりげなく巻いたスカーフが絶妙なアクセントに! なんとなく親近感を感じる体形なだけに、憧れを感じずにはいられません。
さてそんな私が、最近覚えてとっても重宝しているのがストールの「アフガン巻き」です。逆三角形になる巻き方で、わりと一般的ですが、なんとなく難しい気がして敬遠していました。
しかしあるとき、お世話になっているスタイリストさんに目の前で実践してもらい、挑戦してみたら、あれっ意外と簡単!!
ただぐるぐると巻き付けているよりも、形がきまってすっきり見える。写真の左と右を比べると、よく分かります。そしてこれが、大判ストールをコンパクトにまとめる非常によい方法であることに気が付いたのです。
巻き方は以下の通り。
スタイリストさん曰く、大きさによっては(2)の半分に折る工程は必要なく、長方形のまま斜めに折ってもOKだそう。たとえきれいな三角形にならなくても、(4)のクロス!するところと、(7)の形を整えるところで、なんとなくうまくまとまるものです。
あんまり厚みがあるものは向きませんが、大きなストールもこれならうまく巻ける。
これで憧れのスナフキンに、少し近づけたかも!
ストールの巻き方は、いつでも女性の関心の的です。本もたくさん出ていて、雑誌やテレビでもいろんなプロの方が教えてくれる。
でも新しい巻き方をたくさん見ても、いつも結局は同じ巻き方をしてしまう……なんてこと、ありませんか。私もそのひとり。仕事柄そうした本も雑誌もいろいろ読みますが、朝出かけるときには結局、単なる「ぐるぐる巻き」に!
でも今回「アフガン巻き」を覚えたことで、コーディネートのバリエーションがひとつ増えました。不思議とそれだけで、ちょっぴり気分が違うもの。
忙しい朝は「ぐるぐる巻き」でも、余裕があるときは「アフガン巻き」。街をぶらぶらショッピングしていると、お店の鏡に映った自分が、いつもよりイケてるような気がする⁉
じゃあ今度はあのストールで「アフガン巻き」してみようかな。そうしたら服は、新しいセーターと、ガウチョパンツをコーディネートしてみよう。たくさん巻き方を覚えなくても、「ひとつだけ」で、少しずつ世界が広がる感じ。
そのくらいでもいいんじゃない、なんて、怠け者の私は思うのです。
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