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2022.02.242020年01月12日
モデル青木沙織里さんの晴れときどき、ずぼら
デッドスペースを解決する、棚のDIYに挑戦!
ハルメクでもおなじみのモデル・青木沙織里さん(50歳)が、ずぼらな性格ゆえに生み出した暮らしの知恵を伝えます。今回のテーマは、DIY。冷蔵庫の横のデッドスペースを生かした棚を作ります。実は、棚作りに挑戦するのは2回目なんです。
隙間のデッドスペースを生かす、棚作りに挑戦
冷蔵庫の横、デッドスペースになっていた28cmの隙間を利用して、ゴミ箱を置いていました。それでもゴミ箱の上のスペースに棚が欲しくなり、ネット通販や家具屋さんで隙間に入りそうな棚を探しましたが見つかりませんでした。
こりゃ自分で作るしかない!
そこで思い出したのは、近所に住むDIYが得意なモデルの友達、浜崎ひろこちゃん(はまおちゃん)。その腕前はプロ並みで、以前雑誌「ハルメク」の収納特集でも、彼女の素敵なお部屋が紹介されました。
彼女に相談に乗ってもらい、ホームセンターの作業場を借りてなんとか完成した第1号の棚。しかし……時間がかかって苦労した割に、なんというか、例えるなら生まれたての子鹿ちゃん。
四つんばい(当たり前ですが)の子鹿の背中に、もう一頭の子鹿乗せた……みたいな。
何せデッドスペースの幅は、たったの28cm。
仕方なくベンチのようなパーツを2つに分けて重ねたのですが、冷蔵庫のドアを開閉するたびに小刻みに震える2頭の子鹿。
自分がこんなに不器用だったとは……! それでも褒め上手のはまおちゃんは「初めての割には上出来!」と言ってくれました。
優しい……。
そんな子鹿でも、ないよりはまし。代わりの棚も見つからなかったので、なんだかんだで2年近くは使ったでしょうか。
気付けば2段しかない棚は、所狭しと物があふれかえっていました。さてどうしたもんか……。人って、過去の失敗とか忘れちゃうもんですね。
子鹿ちゃんを眺めていると、無謀にもまた子鹿2号を作りたいという意欲が沸々と湧いてきてしまったのです。
いや、今度こそ大丈夫。なぜなら、私にはSNSで見つけた「ラブリコ」という新兵器があります。
初心者も簡単にできる、DIYグッズ「ラブリコ」
「ラブリコ」とは、2×4(ツーバイフォー)の板に取り付けて柱として立てることができる、DIYグッズのこと。天井と床で板を突っ張らせて立たせる仕組みなので、壁に穴を開ける必要もなく、女性でも簡単に棚が作れるというスグレモノ。
プロみたいな電動ドリルのセットを、はまおちゃんに貸してもらい、念入りにサイズを測り、買う物をチェック。2回の失敗は許されません。
そして、朝っぱらからホームセンターへ。
「ラブリコ」を使った棚作りに必要なもの
- ラブリコのアジャスター 2個
- 2×4の板 2本
- ダボレール(好きな高さに棚板を設置できるパーツ) 2本
- 受け棚用板 3枚
- 受け棚を乗せるフック 6本
- ペンキ
これらを買い、板をそれぞれ必要なサイズにカットしてもらいました。そして、家で作業開始。
棚の作り方
- まずは全ての板にペンキを塗る 水溶性で無臭、速乾、刷毛いらず。ノンアルコールのウエットティッシュを使って簡単に塗れると書いてあったので、これを選んでみました。見た感じ、ちょっと硬めのリキッドファンデーションに似ています。 ウエットティッシュをやめて、ファンデーション用のスポンジで塗ってみたら塗りやすくてびっくり、大正解! 二度塗りしましたが、30分ほどで乾きました。
- 乾いたら、ダボレールを付ける位置を決める。2×4の板に鉛筆で印をつけ、ダボレールを備え付けのネジで5か所止める。
- 2の板に、ラブリコのアジャスターを付ける。
- 3の板をデットスペースに設置。アジャスターをくるくる回して天井と床を突っ張る。
柱完成。
- 受け棚のフックを好きな高さに取り付ける。
- 受け棚を乗せて完成。
ダボレールを付けたので、受け棚は、いつでも増やしたり減らしたりできます。ほんとに簡単にできて、使い勝手もかなりよくなりました。
完成した棚はこちら
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