大は小を兼ねる!? 旅のお供の選び方

海外旅行のスーツケースは軽くて丈夫がイチバン

公開日:2018.07.27

「大は小を兼ねる」は、海外旅行のスーツケース選びでも当てはまります。でも、スーツケースを持ち運びながらあちこちを回る旅なら、期間やお土産などの買い物に合わせて、大きさを選びましょう。そして、軽くて丈夫で、安定して運べるタイプがおすすめです。

4つのキャスター付きスーツケースが基本

 

キャスターは4つタイプで、ポリカーボネートと強化プラスチックの混合樹脂のハードタイプのものがおすすめ

スーツケース選びでいちばん意識したい点は、キャスター部分がしっかりしていること。旅先でのお買い物で荷物が増えることも想定して、2つより4つのキャスターをもつ安定型がオススメです。このタイプだと、手で引っ張るというよりは、自分の斜め前か横にある状態で転がすので、常に自分の視線のなかにスーツケースがある感じ。人の足を踏んでしまうとか、何かに引っ掛ける心配が圧倒的に少なくなります。安定しているので、スーツケースの上にさらに荷物を乗せての移動も楽チンです。

素材としては、ポリカーボネートと強化プラスチックの混合樹脂のハードタイプのものが、リーズナブルなお値段で人気です。アルミニウムよりも軽く、プラスチックよりも丈夫。女性でも苦もなく片手で持ち運こびできますので、階段があっても持ち上げられます。
 

大きさは旅の目的を明確にしてから選び、時にはレンタルも

スーツケースの大きさは大きさは、旅のスタイルに合わせてチョイスしたいもの。レンタルも上手に使おう


それほど何個も買えないのがスーツケースです。大きさは自分の旅のスタイルに合わせて吟味したいもの。陶器などを集めるのが好きな方だったら、訪ねる先々で荷物は重くなっていくので、かなり大きめにサイズにしておいたほうがいいかもしれません。洋服を買うのが目的だったら、取り扱いにはそれほど注意しなくてもよいので、スーツケースはMサイズにしておいて、布やビニールの大きめのバッグを畳んで持参し、帰途でバッグを2つ使いすれば、ずっと大きなスーツケースを持つ煩わしさはありません。

海外旅行の機会は多いけど、行く場所も日数もさまざまという方は、いっそレンタルがいいかもしれません。ネットのサイトからは、旅の日数、ブランド、大きさからなどいろいろな条件から選べますし、何よりレンタル料の相場が1日あたり1000円から2000円と手頃な価格は魅力です。レンタルしてみて自分の旅にしっくりくる大きさやメーカーを見極めてから買えば、スーツケース選びでの失敗も防げますね。

バックパックにするという潔さも選択のひとつと考えて

 

アウトドアが趣味の人はバックパックもありかも

最近では海外からの旅行者も増え、バックパックで行動している人も多くみかけます。パスポート、財布、スマポなど本当に大切なものだけをいつも身につけ、それ以外は盗まれてもかまわないと割り切れば、背中に背負えるバックパックは移動のとき便利です。フリー旅行であれば、空港からのバスや電車移動のときや、階段など段差が多い移動時にもラクですね。

L.L.ビーンなどアウトドアのメーカーや、サムソナイトなどスーツケースの有名ブランドでは、キャスター付きだけど背中に背負うこともできる3Wayバッグも出しています。ツアーで空港から観光バス移動だったり、目的地がリゾートなどで同じホテルに何泊かする場合でなければ、キャスター付きの背負えるタイプのものも、選択のひとつかもしれません。
 

まとめ


どのようなスーツケースを選ぶにしても、自分の荷物は“自分で持ち上げることができる大きさと重さ”にしておくことが肝心。また航空会社によっては、機内に搬入する際手荒に扱われて壊れることがあります。4つのキャスターがついていて、軽くて丈夫なものを選ぶというのが基本と言えそうです。
 

幾野 杏子

いくの・あんずこ  フリーライター 酒と終着駅をこよなく愛する、アラ還ライター。国内海外問わず出掛けた地では、市場と酒場と賭場(馬、自転車、ボート)、そしてその地で一番高い場所に足を伸ばし、地元密着情報を地元民から仕入れるのがモットー。

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