人生100年時代!大人の恋愛事情#3
スマホのお見合いで国際結婚、60代で第3の人生を
スマホのお見合いで国際結婚、60代で第3の人生を
更新日:2025年07月24日
公開日:2024年07月21日
KIMIKOさん(62歳)のプロフィール
きみこ
1961(昭和36)年、岡山県出身。
ポスチャーウォーキングの考案者。一般社団法人POSTURE WALKING協会代表理事。順天堂大学非常勤講師。日本ウオーキング学会、日本生涯スポーツ学会会員。2001年の活動開始から受講生は20万人を超える。
※年齢は取材時。
コロナ禍にビデオ通話で育んだ国際愛!60歳で結婚

美しい姿勢を保ちながら歩く、ポスチャーウォーキングの考案者、KIMIKOさんは60歳のときにアメリカ・ロサンゼルス在住のダン・ハリスさんと再婚しました。きっかけはスマホでのお見合い。
「ウォーキングの講師をしていた看護専門学校の副校長に『いつまでも一人でいいの? 寂しくない?』と聞かれたんです。天職で幸せを得て、大満足していたので寂しくはなかったけれど、死ぬ直前に手をつないで、いたわり合えるパートナーがいたらいいなと答えました。そうしたら彼女がいろいろな知り合いに声をかけてくれて、彼を紹介されました」
コロナ禍ですぐに会うことは叶わず、毎日ビデオ通話で会話していたという二人。「私のつたない英語を一生懸命聞いてくれようとして、画面越しでもやさしさが伝わってきました」
お見合い結婚した元夫とは……別々の道を歩み

KIMIKOさんは26歳のときにお見合いで結婚し、2人の息子に恵まれ、何不自由なく暮らしていました。
しかし、出産を経て変化した自分の体型にコンプレックス を感じ、次男が幼稚園に上がるのを機に、カルチャースクールのウォーキング教室に通い始め、そこで天職に出合います。
「約3年ほどで指導する立場になり、歩き方で人をきれいにすることにとても喜びを感じたんですね。でも元夫は自分の知らない世界を見つけた私を受け入れてくれなくて。彼のことは尊敬していましたが、喜びを分かち合えないとわかって、離婚を考えるようになりました」
自分のやりたいこと、自分の人生を見つけたのに理解してもらえない……それから約2年かけて離婚。「好き嫌いの感情ではなく、息子たちを犠牲にするかもしれないけれど、自分の人生を切り開いていくという覚悟の離婚でした」(KIMIKOさん)
それからはポスチャーウォーキングで日本中の女性をきれいにするという志を持って、仕事と子育てに奔走。母も上京し、KIMIKOさんをサポートしてくれました。
出会って2年でゴールイン!母も息子も結婚を後押し
そして2019年のスマホでのお見合いから、2年後の2021年に結婚。
「パートナーとしていてくれたら、結婚はしなくていいと思っていました。でもクリスマスに彼からもらった指輪を母に見せたら、プロポーズされたと勘違いして大泣きで喜んだのです。それで、じゃあ結婚しようかとなりました」
そしてさらに後押ししてくれたのが「今までがんばった分、自分の幸せを考えて」という息子たちの言葉でした。
「この年齢での結婚ですから、介護のことも考えています。この人のおむつなら替えられる。どちらかがいつ死んでも後悔のない関係でいたいと思っています」
次回、最終回は編集者の原田純さんの話をお伝えします。
取材・文=三橋桃子、五十嵐香奈(ともにハルメク編集部)、撮影=中西裕人
※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年10月号を再編集しています。




