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雑誌「ハルメク」の編集部員がおすすめする新刊情報を毎月お届けします。今月は、『赤毛のアン』シリーズのカバーイラストなどで知られる田村セツコさんの、心の持ち方次第でハッピーになれる話が満載な本など3冊をご紹介します。
田村セツコ著 『HAPPY おばさんのしあわせな暮らし方』
『赤毛のアン』シリーズのカバーイラストなどで知られる田村セツコさん。2月4日で82歳になる田村さんが1975年の創刊以来、サンリオの「いちご新聞」で連載しているイラストエッセイ『HAPPYおばさん』が1冊の本になりました。
暮らし、おしゃれなどちょっとした工夫のコツがエッセイと見開きのイラストが交互に掲載される構成はページをめくるだけで楽しくなります。『赤毛のアン』や『少女ポリアンナ』のように、とにかく前向き。例えば困ったことが起きたとき、「どうしましょう?」と工夫の仕方を考えるだけで楽しくなってくる、というように。心の持ち方次第でハッピーになれる話が満載です!
『ターシャ・テューダーを撮る喜び 写真家だけが知るターシャの魅力』
ターシャの本で多くの写真を手掛けた写真家、リチャード・W・ブラウン。本書は、撮影秘話を美しい写真とともにまとめた一冊です。
笑った顔は撮らないルールだったけれど、素敵だと思ったら構わず撮影したこと。庭の石垣にすみつくヘビを「うちを(高級ホテルの)リッツカールトンだと思っているのよ」と面白がっていたこと。寒い中でカメラの操作に苦労する姿を見て、手袋を編んでくれたこと。「私は“甘いおばあちゃん”じゃないわ」と話す、生身のターシャが大好きだったこと――。
思い出を慈しむように綴られたエピソードの数々から、知らなかったターシャの素顔を垣間見ることができます。
『皇室ファッション大全 素敵な装いルールBOOK』
令和の訪れとともに、2019年12月号で連載が終了した「美智子さま一枚のお写真」。その著者である皇室ジャーナリストの渡邉わたなべみどりさんが、豊富な取材経験と知識を駆使して監修した一冊です。
皇室のファッションにまつわる歴史秘話が満載。皇室の正装はなぜ洋装なの? ティアラにはどんな種類があるの? 明治時代からの歴代皇后がお召しになった衣装の写真とともに徹底解説します。
新時代の皇族のファッション情報も多彩で、中でも雅子皇后陛下がご結婚の際にお召し替えになった6着のお色直しの衣装は必見。どのドレスを誰がデザインしたかなど、渡邉さんならではの細かな解説も読みごたえアリです。
※この記事は2020年2月号「ハルメク」に掲載された内容を再編集しています。
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