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- 山本ふみこさんエッセー通信講座第5回参加者の5作品
随筆家の山本ふみこさんが講師を務めるハルメクのエッセー通信講座。参加者の作品から山本さんが選んだエッセーを紹介します。第5回の作品のテーマは「鍛える」。日本各地、時には海を越え暮らしを営んできた女性たちの魅力的なエッセーをお楽しみください。
山本ふみこさんが選んだ5つのエッセー
クリックすると、作品と山本ふみこさんの講評をお読みいただけます。
「イマジン」あべ れみさん
子供の頃、毎週日曜に放送されていた「世界名作劇場」を見ていた。「ムーミン」……
「膝が叫んでいる」市村文子さん
痛い!痛い!歩くのもおっくうな程膝が痛む。整形外科に行き膝の中の水を……
「フリージャー」大山敏子さん
あろうことか、チェロのCDのボリュームを上げてドアを閉め一人自室で泣いた……
「悟る」たまねぎくるくるさん
気にかかることがあった。常に頭から離れず腹立たしかったり情けなかったり……
「千枚の原稿用紙」まりもさん
昨今のコロナ禍中に暇を持て余し、断捨離に励んでいると段ボールに原稿用紙の……
エッセーに関する質問・お悩みに動画で回答
通信制エッセー講座の参加者から寄せられた質問やお悩みに、山本さんが動画で回答します。
2021年の元旦は参加者の作品を読んで過ごした山本さん。
そのときに感じた、文章を書く人に訪れる変化について。また、今回募集した作品のテーマ「鍛える」について、山本さんも実践している鍛え方をお話ししています。
エッセー講座の第5回目。「講座を受けているみなさん表現の力をつけられて、『世界観』が変化している」と話す山本ふみこさん。書き手であるみなさんの感じ取り方、受け止め方、物の捉え方がまるで変ってきたと感じるそう。
「買い物、用事といったときに外で見ているものが変わったり、会話の聞き取り方が変わったり、そこが変わることで、その変化が作品に注ぎ込めると思います。変わることが大事で、とても価値があることです。ご本人は気付かれていないかもしれませんが、周りにいる方々は変わったなと感じられているかもしれません」と山本さん。
今回のテーマ「鍛える」ということに関しては、「みなさん『鍛える』というハードルが高いと思いました」と山本さん。「鍛える」ということがテーマでも、取り上げる題材は決して運動である必要はないそう。
「道で拾えるテーマはたくさんあります。すれ違った人の会話でもいいです。あ、これで1本書ける!と思えることがあります。エッセーを書くだけでも、心と脳が日常生活で鍛えられます。今行っていることが、鍛えていることにつながっているということに気付いて、ご自分でも評価してほしいなと思います」
随筆家・山本ふみこさんのプロフィール
1958(昭和33)年生まれ。出版社勤務を経て随筆家に。ハルメクでは連載「だから、好きな先輩」やエッセー講座(会場開催と通信制)の講師でおなじみ。著書に『朝ごはんからはじまる』『まないた手帖』(ともに毎日新聞社刊)『おとな時間の、つくりかた』(PHP文庫刊)『暮らしと台所の歳時記 旬の野菜で感じる七十二候』(PHP研究所)『こぎれい、こざっぱり』『台所から子どもたちへ』(ともにオレンジページ刊)『家のしごと』(ミシマ社刊)ほか多数。公式ブログは http://fumimushi.cocolog-nifty.com/
ハルメクの通信制エッセー講座とは?
全国どこでも、自宅でエッセーの書き方を学べる通信制エッセー講座。参加者は毎月1回出されたテーマについて書き、講師で随筆家の山本ふみこさんから添削やアドバイスを受けます。講座の受講期間は半年間。
次回の参加者の募集は、2021年6月に雑誌「ハルメク」の誌上とハルメク旅と講座サイトで開始予定。募集開始のご案内は、ハルメクWEBメールマガジンでもお送りします。ご登録は、こちらから。
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