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- 太め体型は、カバーより着映え重視でトータルコーデ
ふっくらさん、隠そうとふんわりしたチュニックばかり着ていませんか?「体型コンプレックスは隠す、ではなく“生かす”が正解!」とファッションデザイナー・横森美奈子さん。実際に読者モデルが、手持ちの服を使ってスッキリ「着映え」に大変身しました!
ボリューム体型は「着映え」しやすいメリットも!
「若い頃から胸が大きく、年齢とともにお腹やお尻にも肉が付き、気付けば“ドラム缶”のような体型になってしまいました。服を買いに行って“いいな”と思っても、今の自分に着こなせるか自信がなくて。服を選ぶのに臆病になってしまっています」
こんなお手紙とともに読者モデルに応募してくれた高木美佐代(たかぎ・みさよ「高」ははしご高)さん。ボリュームのある胸や腰回りを隠そうと、ついついふんわりしたチュニックばかり選んでしまうと言います。
そんな高木さんに対して「ただ太ってしまったと思うのではなく、全体のバランスを客観的に見ることが大事です。まずは全身が映る鏡の前に立って、自分の体型を全体で客観的に見てみましょう」と横森さんはアドバイスします。
「高木さんの場合、確かに上半身にボリュームがありますが、頭が小さくて腰の位置が高いから、全体のバランスはいいんです。そもそも、洋服をカッコよく着こなすためには、ある程度の胸や腰の厚みがあった方が着映えしやすいので有利なんですよ」と横森さん。...