横森美奈子の目からウロコのおしゃれ塾・24

顔色がパッと明るく!大人女性の「色」の取り入れ方

公開日:2022/06/10

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ファッションデザイナー・横森美奈子さんが50代からのおしゃれのコツをアドバイスする連載企画。今回のテーマは、顔のくすみを目立たなくする「色」の取り入れ方。 大人の女性こそ、もっと「色」の力を借りましょう!

横森美奈子の目からウロコのおしゃれ塾・24
横森美奈子の目からウロコのおしゃれ塾・24

ベーシック+きれいめカラーで顔色をアップ!

挑戦した人:読者モデル・貝崎みちえさん
「最近、無難な色の服ばかり選びがち。色を取り入れたらいいか、知りたいです」と話す読者モデルの貝崎みちえさん(写真右)

顔がくすんで疲れて見えるのが悩みだという読者モデルの貝崎みちえさん(63歳 )。「元気で明るく、素敵に見える方法が知りたいです」と横森さんに相談します。

そんな貝崎さんの手持ちの服を見て、横森さんは「貝崎さんは、ベーシックカラーに頼り過ぎていませんか?」と問いかけます。「確かに、いつも白やベージュや黒ばかり選んでいるかもしれません。こういう色なら無難で、失敗もしないと思って……」と貝崎さん。

地味な色が多い貝崎さんの私服

地味な色が多い貝崎さんの私服

「昔はもう少し色のある服を着ていたのですが、最近は地味な色ばかりです。どんな色が自分に似合うのか、わからなくなっています」という貝崎さん。

横森さんは「無難な色だけでは、素敵に引き立たせてはくれないんですよ。くすんで見えがちな大人だからこそ色を活用して、元気に若々しく見せましょう!好き嫌いではなく自分の顔に当ててみて“顔映り”で選ぶのがコツ」とアドバイスします。

きれいな色で大人の顔色を引き立てる

横森さんは「ベーシックカラーは“基本の色”ということであって、決して大人の顔色を引き立ててくれるわけではないのです」ときっぱり。「私たち大人はくすんだ色の服だと、顔が余計にくすんで見えてしまう。大人こそ、肌をパッと明るく見せてくれる、きれいな色をコーディネートに取り入れましょう」とアドバイスします。

横森さんはベーシックカラーの服を“豆腐”に例えて説明します。「豆腐はシンプルな味で使いやすくて万能だけど、味つけなしでは食べないでしょう? それと一緒で、ベーシックカラーも、それだけでは素っ気なくて引き立たない感じになりがちです」と横森さん。

「まずは『私にはこの色しか似合わない』と決めつけず、手持ちのベーシックカラーを生かしながら、さまざまな色を足して“味つけ”をしてみてくださいね」と横森さん。色を味方につければ、顔色まで違って見えると言います。

きれい目な色の小物で顔色アップ!

首のワンポイントで明るい印象に早変わり!
首のワンポイントで明るい印象に早変わり!

年齢とともに顔のくすみが気になるようになったという貝崎さん。最近は首のしわも悩みだそう。そこで、首にワンポイント!“顔映りのいい色”をさすことによって、顔色の見え方がまったく変わります。首も隠れて一石二鳥!

ストール代わりのカラー手ぬぐいでもOK!

カラー手ぬぐい

貝崎さんと同じく「首が弱点」という横森さん。インターネットで探した無地のカラー手ぬぐいを、ストール代わりに愛用しています。

カラー手ぬぐいを愛用する横森さん

手ぬぐいは洗って干す際に、あえてしわをつけるとニュアンスが出ておしゃれな感じに。暑い夏はストールよりも、実用的で便利です。

口紅の色でも、こんなに違いが!

濃いローズ色の口紅より、コーラル色の口紅の方が顔色が明るい印象に!
濃いローズ色の口紅より、コーラル色の口紅の方が顔色が明るい印象に!

写真左の濃いローズ色は、大人の顔色を余計にくすませます。“きちんと”したつもりのヘアも重たい印象に見えています。

そこで、口紅をコーラルにチェンジ!肌の色が明るく引き立って、元気な印象に。髪の毛は耳にかけ毛先を外ハネにするだけでかなり違います。「立体的なマスクにすれば口紅もOK。やはりおしゃれ心に口紅は大切です」と横森さん。

色のちょい足しで普段の服も素敵に

ボトムと同系色のワンポイントでおしゃれ見え(中)/ボトムの色をチェンジ!下半身が軽やかに(右)
ボトムと同系色のワンポイントでおしゃれ見え(写真中央)/ボトムの色をチェンジ!下半身が軽やかに(写真右)

貝崎さんのいつもの服は、“ただ着ているだけ”に見えてしまいがち。首が長いのに胸元があいているので、やや間延びした印象になってしまいます。

中央の写真のように、ボトムと同系の明るい色を首元に足せばコーデに引き締まりが生まれ、首元が詰まってバランスよくスタイルアップします。また、靴をシルバーなどの明るい色に変更することで、足元に“抜け感”が出て、軽く、すっきり見えています。

右の写真は、着方がわからなかった手持ちのカラーパンツでボトムの色をチェンジ!無難な色のアクセントにしてとても元気な感じになりました。首元は地味色のトップスだからこそ、どんな色を持ってきても大丈夫。顔映えのいいオレンジで、若々しく変身です。

明るいトーンのウエアと組み合わせメリハリを

爽やかなグリーン。色のコントラストですっきりと見えます
爽やかなグリーン。色のコントラストですっきりと見えます

いつもの服は、明るいトーンでさっぱりした印象ですが、メリハリがないので、少し太って見える感じもします……。そこで、カーディガンを爽やかなグリーンに。色のコントラストで中心にパンツとの縦長ラインができてすっきりと。貝崎さんも「スタイルがよく見えますね」とにっこり。

女性らしいオペラピンク 

女性らしいオペラピンク

「初めて着る色だけど、顔映りがいい感じ!」と貝崎さん。ボタンを1つとめてXラインで着るとウエストが引き締まって見える効果も。

元気の出るイエロー

元気の出るイエロー

「この色、気持ちが上がります!」と貝崎さん。イエローのビッグシャツと“段差コーデ”で気になる太ももをおしゃれにカバー。

挑戦した貝崎さんの感想は? 

「色の似合う似合わない」は結構思い込みなのだとわかりました。そして何より、きれいな色の服を身に着けると気持ちが元気になることを実感!きれいな色を着たら、気持ちまで若返りました。さっそく実践します。

取材・文=塚本由香(ハルメク編集部) 撮影=日高奈々子 ヘアメイク=木村三喜
※この記事は雑誌「ハルメク」2021年7月号に掲載された内容を再編集しています。

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横森 美奈子

よこもり・みなこ 1949(昭和24)年生まれ。BIGIで「MELROSE」等のチーフデザイナーを歴任。2002年「smart pink」ブランドディレクター、13年にはショップチャンネルで「MINAKO★YOKOMORI」を開始。おしゃれに関する本も多数出版。

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