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- ほっそり二の腕に見せる!薄着シーズンの体型カバー術
ファッションデザイナー・横森美奈子さんが50代からのおしゃれのコツをアドバイスする連載企画。今回のテーマは、薄着シーズンに知っておきたい体型カバー術です。二の腕をすっきり細く見せられるトップスの袖の形や長さは必見です!
薄着の季節にカバーすべきは二の腕!
「薄着になる夏は、お腹まわりが気になります。細い人が着ると素敵な服も、太っていると、いまいち素敵に見えなくて……」と話すのは、読者モデルの山本智子さん(73歳)。お腹をカバーしつつ素敵に見える着こなしが知りたいと言います。
そんな山本さんの手持ちのフレンチ袖の服を見て、横森さんは「山本さんがカバーすべきは二の腕では?」と指摘します。
「袖の形と長さはすごく重要。体型の印象まで大きく変えますよ」と横森さん。「山本さんが普段よく着ているフレンチ袖や半袖は、実は二の腕の太さを強調してしまいます。なぜ二の腕の見え方に注意が必要かというと、ふくよかな丸いラインが体型の印象につながってしまうからです」と言います。
山本さんは「ノースリーブよりは腕が隠れるからいいかな、と思って着ていました。逆効果だったなんて!」とびっくり。
すかさず横森さんが「鏡を見るとき、いろんな角度から全身を見ていますか?」と質問します。すると「いいえ、正面だけです」と山本さん。
「他人からは、ありとあらゆる角度から見られているのですよ。だから鏡もそうやって見なくてはね!自分の体を客観的に見るために、鏡から1.5m離れ、いろんな角度でチェックしましょう。見る距離が近いと自分が嫌なところだけに目がいって、全体でのバランスを把握できませんから」と横森さんはアドバイスします。...