四国バースデイきっぷを使ったお得旅(後編)

高知で乾杯&観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

公開日:2020.02.20

更新日:2021.04.06

大の鉄道好きマンガ家・文筆家のYASCORN(やすこーん)さんが、気軽に行ける1泊2日の女性一人旅をご紹介。「四国バースデイきっぷ」をお得に使いこなして四国旅。高知に移動してから観光列車「四国まんなか千年ものがたり」に乗ります。

高知は夜でも熱い!飲みに行きます

すっかり暗くなった松山を後にして、特急で高知に向かっています。

みどりの窓口で、あらかじめ用意しておいた「バースデイきっぷ」を見せれば、その場で指定券・グリーン券を発行してもらえます。もちろん追加料金はいりません。空いていれば直前でも、発券後に変更もできます。途中の多度津駅で別の特急に乗り換え、ようやく高知駅に到着しました。

夜中でも大賑わいの餃子の安兵衛本店
夜中でも大賑わいの餃子の安兵衛本店

すでに23時。高知まで4時間半かかりました。途中、松山駅で買った駅弁をつまみましたが、四国の特急はかなり揺れるので、少々酔ってしまいました。しかし高知に来たら、まずは飲まなくては……。酔っているのに酔いたくなるというこの心境。というわけで、大好きな餃子の安兵衛へやってきました。こちら朝4時までやっています。

安兵衛の餃子
安兵衛の餃子


口当たりの軽い餃子は、いくらでも食べられてしまいます。そしてビールが実においしい。ラーメンもオススメですが、この後行くところがあるので餃子だけでやめておきました。

大丸の前に屋台を出す和楽路屋のうどん。営業は午前2時くらいまで

高知に来たのは、おそらく7回目。勝手知ったる街、歩いて帯屋町壱番街商店街の大丸前に屋台を出しているうどん屋「和楽路屋」さんへ。〆のうどんをいただきます。こちらの店主さん、実は高知でできた友人なのです。高知に来る際は、必ず寄っています。

和楽路屋の主人、山口徹さん
和楽路屋の主人、山口徹さん

「よう来てくれたね〜!」と笑顔で迎えてくれた主人の山口さんは、実は二足歩行ロボット製作におけるすごい人。私も、ロボスタというサイトで4コマ漫画「ロボクン」を連載していることもあり、ロボット好きでつながったご縁です。こちらの屋台は山口さんの手作りで、左手前に組み込まれた機械は、ご自分で作られた「自動コップ洗浄機」。時々失敗してコップが転げて割れることもありますが、そこはご愛嬌。山口さんの人柄にひかれ、全国各地からファンが訪れます。
 

高知の朝は日曜市と、酒飲みのための巨大フードコートへ!

日曜市
日曜市

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YASCORN

駅弁・駅そばが好きな鉄道好き漫画家&文筆家。温泉ソムリエ。児童誌から鉄道誌まで幅広く活動中。著書に「おんな鉄道ひとり旅」(小学館・プチコミック増刊で連載中)、「メシ鉄!!!」電子書籍1〜3巻(集英社)他。「鉄道漫遊記」を東洋経済オンラインで連載中。HP: yascorn.com

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