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- 義母の華々しいデイサービスデビューのその後
「そんなところへは行きません!」と言い続けていた義母が、やっと重い重い腰を少しだけ上げ、華々しくデビューしたデイサービス。約1年半経過した現在、どんな状況なのかを中継させていただきます。
なんとか通ってはいるけど、なぜか上から目線
なんとかデイサービスに……と昨年(2022年)春からいろいろな方に相談。あの手この手で攻めまくり、精魂尽き果てたもののなんとか「週2回のデイサービス!」を勝ち取った日々が懐かしい今日この頃。
約1年半が過ぎました。
相変わらず義母は「食事が冷えてる」「〇〇さんはこんなこともしてもらっている」「あのゲームは楽しくないけどしかたない」等々、何に対しても少々上から目線の物言いをしています。
結局は「自分はそんなところに行く必要もないし行きたくもないけど、仕方なく行ってあげている」という思いがずっとあるみたいです。けれどデイサービスの日は、疲れてぐっすり眠れているんですが……。
在宅の介護グッズは増えるけど、デイサービスの回数は増えない
元気だとはいっても96歳目前。家の中の歩行やベッドからの立ち上がり等は、かなりしんどくなってきています。
ありがたい介護保険で福祉用具の補助も受けられるので、さまざまな介護グッズをお借りしています。
円背で二つ折れになっている義母ですが、歩行器を借りてからは部屋から廊下、トイレ等の移動がしやすくなり大助かりです。
その他にもいろいろ細かいところに手の届くようなものがあり、それで義母の生活の質が上がっていることは確かです。
でも! できればデイサービスの回数を増やし、楽しく笑う時間を持ち、心地よい疲労でよく眠れるようにと、私はすすめてみるのですが……。なかなかこちらの思うようにはいかないものです……。
やはり深夜の閃光と大勢の訪問者は続いている様子
義母96歳の自宅での日常は、朝食・横になる・昼食・横になる・新聞TV・横になる・夕食・風呂(2~3日毎)・寝る・食べる・寝る・時々新聞TV。
これでは夜寝られるわけがないんです。レビー小体型認知症があるので、夜間は特に幻覚幻聴があらわれます。「夜中に光を当てられる」「大勢の人が向かってくる」「窓をドンドンと叩かれる」等々。
主治医に相談し、内服を調整してもらいましたが……。まぁ本人は真剣ですので、怖い思いをしているんでしょう。警察を呼べ~と言われることもたびたびあり、「警備を強化してもらっているよ」を繰り返しています。
義母を見て思う自分の今後
長生きすることは、それはそれは喜ばしいありがたいことだと思います。介護保険制度や在宅介護におけるサービスも、徐々に充実してきています。
しかし現実はどうでしょう。
家族は多くのストレスや不満を抱えています。自分自身のやりたい事等を押し殺して、これが当然しなくてはならないこと、するべきことと思いこまなければならない現状を抱えている方が多いのではないでしょうか。
やはり助け合い補い合い、そして分かり合うことが本当に大切だと思います。私自身、今後年を重ねていくときどうすることが自分や周りにとって良策なのか……と日々考えてしまいます。
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