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- 「就寝前はキャンドルで深い眠りに」それってホント?
健康体を目指すフジナミちゃんの、1回目のセルフ人体実験は「眠り」がテーマ。全然違うんです。ただ「眠る」のと「しっかり眠る」のは。前日の疲れを引きずり、半分眠りながら出社しがちなフジナミが、睡眠の質を上げる生活に挑戦。果たしてその結果は……。
いつだって睡眠不足、そしてたくさん眠っても、まだ眠い
みなさま、こんにちは。雨にも負けず風にも負けず、夏の暑さにも負けず不健康な生活を送っています、フジナミです。
私の毎日を振り返ったときに、まず何よりも反省しなければならないことが一つ。睡眠不足です。
眠るのは大好きなんです。忙しかった日の終わりにお風呂に入って、さあ寝るぞと布団に入ると、心がふわっと解放されていくような気がします。
それなのに、なかなか睡眠時間が確保できません。そして、眠っても疲れがとれない。前者の悩みは、完璧に自業自得です。早く寝ればいいものを、いつまでもお料理だのネット通販だのしているから、毎日積み重なる睡眠不足。でも、後者はなんでしょう。しっかり寝たつもりなのにスッキリ起きられず、次の日しゃきしゃき動けない。そんなことがままあります。
これってもしかして、よく眠れていないせい……?
午前中からまとわりつく疲労感は、睡眠で体が回復していないから……?
いつからかずっと、「朝から疲れていること」が当たり前になっていましたが、睡眠の質を改善すればもっと日中元気に動けるかも!そんな希望を胸に、今回は睡眠改善に挑みました。
明るさを500分の1に!?キャンドルは睡眠のミカタ
よく聞きますよね。スマホやPCの光を寝る前に見るのはよくないと。鮮やかな光を、しかも近い距離で見ていると、確かに目が冴えてくるような気がします。
同様に、「光」と「睡眠」についての情報はたくさんあります。誰しも口を揃えるのが、寝る前には明るい光を浴びない方が良いということ。太陽はもう沈んだよ、さあ寝る時間だよ、と体に教えてあげなさいというわけですね。
そんな中で、私が耳にして気になっていたのは一番暗闇に近い状態に身を置く方法。
「就寝1時間前からキャンドルの光で過ごす」というものです。
キャンドルの光は明るさの単位でいうと「1ルクス」というようなのですが、これが部屋の照明だと500~700ルクスもあるそう。500分の1の明るさで過ごすのだから、さぞかし深い眠りに誘われるのでしょう。
そして何より、なんだか素敵、いやされそう~~! というワケで、キャンドル生活にチャレンジしてみることにしました。
おしゃれなキャンドル実験、その序章
よ~し、キャンドルを買うぞ! 癒し効果を高めるためにアロマキャンドルにしよう!
近くのこじゃれたお店を巡って見つけたジャスミンのキャンドルを握りしめ、わくわくしながら実験をスタートしました。
ちなみに、ジャスミンの香りには、不安やイライラを抑え安眠に導く作用があるらしいです。スタートダッシュは完璧。
その日は用事を早めに終わらせ、23時頃からキャンドルに切り替え。慣れてしまえば意外と明るいけれど、本は読めないしスマホもNGだし。結局ぽろぽろギターを弾くなど、やたらにおしゃれな状況で約1時間。
かなりリラックスでき、自然な眠気がやってきたのでキャンドルを消して就寝しました。翌日は、疲労感も少なく、比較的よく頭が働きました。
その後は、家族に妨げられるなどキャンドルタイムを失敗する日もありましたが、こつこつ火を点して過ごしました。
火を点し、火を点し、やがて何日か経過した頃に、「もしかして」と思いました。
「もしかして、効き目が不十分?」
確かに日中、今までより眠くなくなりました。でも、目覚めが悪い日もある。たまに居眠りしたくなる日も。
結論:キャンドル”だけ”ではダメ。睡眠の質を上げるカギは「脳」と「体温」
快眠は、キャンドルだけでは済まないのかも。そう思った私は、他の情報もリサーチすることに。
あんまりがんばらずに健康を目指したいところですが、仕方ない。なるべくラクな方法だといいなあ・・・・・・と思いつつ調べたところ、どの情報源に当たっても頻出で語られているテーマがありました。
「脳」と「体温」を眠りモードに導きなさいということです。
簡単にまとめると、大事なポイントは4つです。
ふむふむ。
キャンドルは2つめのポイント<就寝前は明るい光を避ける>にあたりますが、他にもいくつか眠るためのコツがあったわけですね。そこで、キャンドル生活は続行しながら、他のポイントも生活に取り入れてみることにしました。
(ちなみに、この時点でキャンドル生活に疲れたので間接照明などで適宜代用。台所仕事が終わらない~というときは、部屋の照明を消してキッチン照明だけで過ごすなど、「なるべく暗く」を心がけました。ごめんキャンドル)
すると、
目覚ましに頼らずともスッキリ目覚められる!頭がしゃきしゃき働いて賢くなった気分!
そんな日がついに訪れました。
もちろん、そこまでも紆余曲折ありました。お風呂に入らないで寝てみたり (翌朝ちゃんと入ったのでご安心を)、暑い中クーラーをつけずに寝てみたり、キャンドルタイムを割愛してみたり。
結論、上記の4つのポイントを一つでも欠かすと、大満足な眠りにはたどり着きません。
そうなのです、睡眠とはいたくデリケート。
さらには、4つのポイントだけでなく、「これをすると快眠が遠のくぞ!」という3つの大罪が存在することも分かってきました。どうしても犯したくなってしまう罪なので、実験期間中何度かやってしまいましたが、やっぱり翌日に響きます。
できることなら、寝る前にごはんを食べても太らず快眠できる体になりたい……。でも神様はそんな特例を許してくれないので、文句を言わず習慣にするしかありません。
慣れるまではちょっと根気が要りますが、睡眠環境をケアしていたら、面白いように結果がついてきました。翌日すぐに結果が出るから、ちょっとのことならがんばれますよね。
私はこの習慣に味をしめて次のキャンドルを買い足しにいこうと思っていますが、今回の実験ファイルはここまで!「日中も疲れ気味」という方、ぜひ試してみていただきたいです。
第2回目のセルフ人体実験は・・・・・・
快眠によってひとつ健康に近づいた私の次の実験テーマは!
【実験ファイル2】「猫背は毎日の体操で直る」それってホント?
本当はいやなんです。毎日体操しなきゃいけないなんて。でも、猫背は肩こりの原因になるって言いますよね。美容院に行けば「肩こってますね~」と驚かれ、鍼に行けば先生にため息をつかれるほどヒドい肩こり。少しでも改善すればと思い、なるべくラクな方法を探りつつ猫背解消にチャレンジしたいと思います。
ああ、なるべくがんばらないで健康になりた~い!
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