素朴な疑問日本で一番アイスクリームを食べる市町村は?

公開日:2021/03/26 更新日:2022/07/18
日本で一番アイスクリームを食べる市町村は?
日本で一番アイスクリームを食べる市町村は?

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

最近暖かくなってきて、アイスクリームが食べたい季節になってきました。我が家は一年中アイスクリームを食べますが、他のお宅はどうなのかしら? 地域によって消費量に違いはあるのかしら? 気になったので調べてみました。

 

アイスクリーム支出金額ランキングTOP10(都市別)

日本アイスクリーム消費量ランキングTOP10

総務省統計局が行う家計調査(2020年、2人以上の世帯)によると、アイスクリーム・シャーベットの年間支出額(1世帯当たり)の1位は石川県金沢市でした。調査都市52都市中の、2020年ランキングTOP10を紹介します。

1位 金沢市 1万2655円
2位 宮崎市 1万1718円
3位 千葉市 1万1697円
4位 高知市 1万1602円
5位 さいたま市 1万1595円
6位 東京都区部 1万1257円
7位 熊本市 1万1241円
8位 富山市 1万1184円
9位 前橋市 1万1055円
10位 鳥取市 1万1014円

※全国平均 1万113円

 

金沢の人たちがアイスをよく食べる理由の一つに、「気候」が考えられます。一般的に気温が22℃から23℃を超えると、アイスをおいしく感じ始め、25℃前後が一番おいしく感じるそうです。

 

金沢は、夏の平均気温が25℃から27℃、冬の暖房が効いた屋内温度が24℃前後。ちょうどアイスがおいしい気温です。さらに湿度が高いことも、アイスが売れる条件といわれていますが、湿度が高めな金沢市は、こちらの条件もクリアしています。また、金沢市は古くから和菓子文化が根付いており、甘いもの好きな県民性が関係しているのかもしれませんね。

アイスクリーム月別支出

アイスクリーム月別支出

アイスクリーム・シャーベットの1世帯当たりの月別支出金額(2020年家計調査、2人以上の世帯)の平均は、842円。

 

1年で最も支出金額が低いのは2月で、全国平均は482円。その後徐々に増えて、2020年のピークは8月で、全国平均支出額は1658円でした。

 

アイスクリームは気温が22℃から23℃を超えると売れ始めるそうですが、30℃を超えてしまうと、氷菓やかき氷、清涼飲料などが売れ始め、アイスクリームの売り上げは鈍る傾向があるといいます。暑いほど消費が増えるとは限らない点が面白いですね。

 

また、夏よりは消費が減るものの、冬場でも12月だけは例外で、一時的に消費が復活するのだそう。クリスマスや年越しなど、おうちで過ごすイベントが関係しているのかもしれませんね。

 

調べていくうちに、無性にアイスが食べたくなりました……。
 

 

 

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参照:総務省統計局

   グリコ

   NIKKEI STYLE

   日本アイスクリーム協会

   ウェザーニュース

 

新作アイスを買いに行ってきます。
新作アイスをコンビニに買いに行ってきます。

 

イラスト:飛田冬子

 


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