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2020年12月11日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、「リフォーム詐欺に注意してください」という回覧板が回ってきました。隣の地区で被害が多発しているんですって。日中一人になることが多いワタシも気を付けるようにと家族から言われたけど、確かにその通りよね。まずは、悪質リフォームについて情報を集めてみましょう!
住宅リフォームに関する相談件数は年々増えており、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの「住宅相談統計年報2019」によると、2018年時点で相談件数は1万1744件で、そのうちリフォームに関するトラブルの相談は61.4%です。
国民生活センターには、「契約を急かされて不要なリフォームをしてしまった」「工事をしないと危険だといって商品やサービスを売りつけられた(点検商法)」などの相談が寄せられています。
相談が増えている背景には、震災や豪雨、台風などの自然災害による住宅被害の急増が挙げられます。被害によりリフォームを必要とする人や、被害を未然に防ぐためにリフォームに関心を持つ人が増えたことで、そこに便乗する悪徳業者の動きが活発になってきたといえるでしょう。
それでは、具体的なリフォーム詐欺の手口を見ていきましょう。リフォーム詐欺は相手の事情に合わせて手口をいろいろと使い分けてきますが、一般的には以下のような誘い文句がよく使われるようです。
それでは、信頼できるリフォーム業者を選ぶには、どういった点に気を付ければよいのでしょうか?
数多くのリフォームを手掛けてきた専門家によると、リフォーム業者を選ぶときには以下の5つのポイントをチェックすることが大切なのだそうです。
住宅リフォームの費用は安いものではありません。依頼する業者は、信頼できるかどうかを冷静に判断して決めましょう。
住宅リフォームに関して困ったことがある場合は、消費者庁の「消費者ホットライン(電話番号:188)」や「住まいダイヤル(電話番号:0570-016-100)」に相談することができますので、自分だけで抱え込まず、早めに相談しましょう。
【監修】
尾間 紫 (おまゆかり)
住宅リフォームコンサルタント
一級建築士事務所 OfficeYuu 代表
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参考
イラスト:飛田冬子