素朴な疑問マインドフルネス瞑想とは?

公開日:2021/01/12 更新日:2021/04/11

 

マインドフルネス瞑想とは

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

コロナ禍で生活が一変して、なんだか気持ちがモヤモヤすることが増えた気がします。でもこれってワタシだけじゃないみたい。仕事や生活の先行きが不透明になって、悩みを抱えている人が多いんだそうです。

 

そこで最近「マインドフルネス瞑想」というものが注目を集めているとか。誰でも簡単に始められるそうですが、いったいどんなものなのでしょう? 早速調べてみました!

 

マインドフルネスとは


マインドフルネスとは英語の「mindful(マインドフル)=気遣う・心配りをする」という形容詞を元にしており、「今この瞬間に注意を向けている心の状態」を指す言葉として、ビジネスや医療、自己啓発のシーンで取り入れられています。

 

さまざまな事柄に対して価値判断をせず、「今この瞬間」に意識を向けることで、自分に関わるすべての状況をありのままに受け入れます。そうすることで、過去の出来事や将来の漠然とした不安にさいなまれることなく、物事を客観的・俯瞰(ふかん)的に捉えることができ、冷静な対応力が身に付くとされています。

 

マインドフルネス瞑想の効果とは


マインドフルネス瞑想は、マインドフルな状態になるためのトレーニング方法の一つです。

 

マインドフルネス瞑想には、精神や感情のコントロールに影響を与える脳の左前頭部や海馬、前頭前野皮質に作用することが解明されています。さらに、ストレスホルモンである「コルチゾール」を減少させ、免疫系を強化する働きもあることがわかってきました。

 

このことから、以下のような効果が期待できるそうです。

  • ストレスや不安感の軽減
  • 集中力や記憶力の向上
  • 不眠症や軽度のうつ病、依存症などの症状改善
  • 感情コントロール(思いやりや共感、適切な意思決定など)の向上

 

それでは、マインドフルネス瞑想の方法を見ていきましょう。

 

マインドフルネス呼吸瞑想の行い方

  1. 静かな場所で、深い呼吸ができるように背筋を伸ばし、いすに座るか、床にあぐらをかいて座る。
  2. 肩の力を抜き、リラックスして目は半目に。ゆったりと自然なペースで深く呼吸をし、呼吸だけに意識を向ける。できれば、腹式呼吸で(息を吸うときにお腹を膨らませ、吐くときにお腹をしぼませる)。腹式呼吸が難しい場合は、鼻呼吸で。
  3. 1回5分~30分、1日1回~数回行う。

 

ポイント

  • 少しずつでいいので、毎日行うことが大切。慣れてきたら、1日に数回行うと、より効果を実感しやすくなる。
  • 瞑想中は他のことは考えず、呼吸に集中すること。
  • 呼吸から意識がそれてもやめずに、「意識がそれたな」と気付いた後で、呼吸に意識を戻すこと。
  • 朝、活動を始める前、別の業務に移る前、寝る前など、活動を切り替える際に行うと、意識の切り替えができ、次の活動がスムーズに運びやすくなります。
  • 精神疾患を抱えている方は、行う前に専門家に相談してください。また、お酒を飲んだ後や食後すぐは避けましょう。
     

聞くだけだとなんだか簡単そうに感じますが、実際にはさまざまな思考や感情が出てきてしまい、呼吸だけに意識を向け続けることは難しいそう。

 

朝の時間にこのような「心を見つめる」瞑想を取り入れることで、より心身への効果がアップするといわれています。

 

一日をすっきりポジティブに始めるために、1日5分からマインドフルネス瞑想を取り入れたいですね。
 

 

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参照:Oggi.jp

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イラスト:飛田冬子

 


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