素朴な疑問犬がしっぽをふりふりと振る理由とは?

公開日:2020/11/01 更新日:2022/11/01

 

犬がしっぽをふりふりと振る理由とは?
犬がしっぽをふりふりと振る理由とは?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

11月1日は「1(ワン)1(ワン)1(ワン)」ということで、「犬の日」です。犬の日ということで、我が家の犬にいつもよりお高いおやつを買って帰ったら、見るなりしっぽをふりふり! おやつがうれしいのね。

 

でも、犬のしっぽの振り方っていろいろあって、そのどれもがうれしい気持ちではないみたい。犬って、どんなときにしっぽを振るのかしら? 調べてみようっと。 

 

犬がしっぽを振る理由


犬はしっぽの振り方によって感情や興奮を表しているといわれています。振り方による感情の違いは以下のようなものです。

 

大きく振る
大きく振るのは、相手への好意や穏やかな服従を表します。また、腰も振ってくねらせるのは、甘えの表現。しっぽを垂らしたまま左右に振るのは、くつろいでリラックスしている状態です。

 

しっぽを落として小刻みに振る
しっぽを少し落として、小刻みにパタパタと振るのは、愛情や歓迎を表します。ちなみに、目が合うと小刻みに振るのは、「遊んでくれるの?」という期待です。子犬が母犬に甘えるときも、同じような振り方をするんですって。

 

激しく振る
うれしさや喜びの感情が抑え切れなくなると、ブンブン振ったり、グルングルンと回したりします。飼い主はオーバーリアクションで反応せず、できるだけ冷静に対応してください。興奮状態が続くと、吠えやすくなるなどの問題行動につながります。

 

しっぽを上げて小刻みに振る
高く上げたしっぽを小刻みに振るのは、けん制や威嚇の状態。散歩中、知らない犬に出合ったときによく見られる振り方ですね。対象を攻撃する可能性があるため、警戒を解いてあげましょう。声を掛けたり、そっとお腹をタッチすると有効です。

 

しっぽを振らないときは

水平につき出す
毛が逆立っていない状態で、しっぽを振らずに水平につき出すのは、何かに注目しているときです。

 

しっぽの位置が高い
しっぽの位置は、支配性が強くなればなるほど高くなります。攻撃的な状態になると、ピンと伸びたり、背筋の毛が逆立ったり、くるんと背中に反り返ることも。

 

しっぽの位置が低い
しっぽの位置が低いほど、服従心が強くなります。後ろ足の近くまで下がるのは、肉体的、精神的なストレスを表します。姿勢を低くするのは、状況に対して強い緊張や不安を感じているサイン。

 

しっぽを脚の間に巻き込む
しっぽを脚の間に巻き込むのは、恐怖や不安を表します。姿勢を低くして動かないときは、攻撃するか逃げるかを迷っていると考えられます。震えている場合は、どこかが痛いのかもしれません。

 

しっぽを追いかけ回す
一見愛らしい行動ですが、自分のしっぽを追いかけたり、同じ場所をぐるぐる回るのは、興奮や強いストレスからきています。ストレスの原因は、運動不足、静かに休めない、病気やケガによる不調などが考えられます。長く続くと免疫機能が低下するので、獣医さんに相談してみるとよいでしょう。


うちの犬のしっぽにも、これからはもっと注目してあげようと思いました。
 

 

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参照:docdog

   アクサダイレクト

 

うちのワンコはおやつを見ると、ちぎれんばかりにしっぽをふりふり!
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イラスト:飛田冬子

 


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