更新日:2025年12月17日 公開日:2020年12月10日
素朴な疑問
朝のイガイガにさよなら!喉の乾燥を防ぐ「寝る前ルーティン」3選
朝起きた瞬間、「喉がイガイガ」「カラカラでつらい」…そんな日、ありませんか?
寒い季節はエアコンや暖房で空気が乾きやすく、50代は加齢やホルモンバランスの変化で粘膜が乾燥しやすいことも。
喉が乾くと不快なだけでなく、体調も崩しやすくなるので、できる範囲で“寝室のうるおい”を守りたいところです。
そこで今回は、寝るときに喉の乾燥を防ぐ方法を、今夜からできる形でまとめました。
睡眠時の乾燥対策は「湿度アップ」が基本
喉を守るために大事なのは、まず部屋の湿度を保つこと。加湿器などを使って、寝室の空気が乾きすぎないようにしましょう。
目安として、室温22〜25℃・湿度50〜60%の環境では、乾燥しにくく過ごしやすいとされています。
「体感」だけだと意外とズレるので、寝室に温湿度計を置いて確認するのがおすすめです。
今夜からできる!喉の乾燥対策3つ
ここからは、手軽にできる方法を3つご紹介します。できそうなものから1つでOK。続けやすい形で取り入れてみてください。
1. 加湿器をつける(効率よく湿度を上げたい人に)
「加湿器がいいのはわかるけど、どれを選べばいいの?」という人も多いですよね。
加湿器は方式によって特徴が違うので、生活スタイルに合うタイプを選ぶのがコツです。購入時は、何畳まで対応できるかを示す「適用床面積」も確認しましょう。
【加湿器の方式】
- スチーム式
ヒーターで水を蒸発させて加湿。湿度に左右されにくく、安定しやすい。 - 気化式
フィルターに風を当てて加湿。部屋全体に広がりやすい。 - 超音波式
超音波でミスト化して加湿。静音性が高く、消費電力が小さめ。 - ハイブリッド式
気化式+ヒーターなどを組み合わせ。加湿スピードが速く、広い部屋にも向きやすい。
最近は、コンパクトで省スペースなもの、コードレス、USB充電で持ち運べるものなど、選択肢が豊富。
香りを楽しめるタイプや、光でリラックスできるタイプもあるので、寝室用・デスク用など用途別に使い分けてもいいですね。
※大事な注意点
加湿器はメンテナンスを怠るとカビが繁殖することも。取扱説明書に沿って、定期的なお手入れを忘れずに。
2. 洗濯物を室内干しする(加湿器なし派の簡単ワザ)
加湿器がなくても、部屋の湿度を上げる方法はあります。おすすめは洗濯物の室内干し。乾くまでに時間がかかる分、空気中に水分が広がります。
部屋干しのニオイが気になる場合は、室内干し専用洗剤を使うと安心。
さらに手軽にするなら、濡れたバスタオルを枕元に干すのも応急処置として覚えておくと便利です(フェイスタオルは乾くのが早め)。
3. マスクをして寝る(口呼吸の乾燥対策に)
寝ている間、気づかないうちに口呼吸になっていること、実は多いんです。
マスクを着けて寝ると、自分の呼気でほどよく保湿され、喉の乾燥がラクになることがあります。
普通のマスクでも保湿効果は期待できますが、内側に湿らせたガーゼをセットすると、より効果的だといわれています。
市販品なら、ウエットフィルターを入れて使うタイプや、蒸気シート一体型のマスクも。
香りつき(ラベンダー、ミント、ハニーレモンなど)なら、眠る前の気分転換にもなりそうですね。頬や口元の乾燥が気になる人は、美容液成分配合タイプを選ぶのも一案です。
まとめ:喉を守るカギは「湿度」と「口呼吸対策」
喉の乾燥対策は、むずかしいことを頑張るより、湿度を整える&寝ている間の口呼吸をケアするのが近道。
まずは温湿度計で現状を見える化して、できそうな対策を1つだけでも続けてみてください。
※この記事は2020年12月の記事を再編集して掲載しています。
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