こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
「グオ~ッ、グガガ~ッ!」。夜中に響き渡るお父さんのいびきの音。せっかくの眠りがさまたげられて、長い付き合いとはいえときどきイラッとなります。いびきって、なぜあんなにもうるさいのでしょう? などと言ってるワタシも、「昨日の夜、いびきかいてたよ」と言われてしまいました!
ワタシの場合、疲れている日やお酒を飲みすぎた日に、いびきをかいてしまうことが多いみたいです。自分だけならいいけれど、ほかの人の眠りをさまたげるのは申し訳ないので、お友だちと旅行に行くのも躊躇してしまいます。いびきをかかないで「すーっ」と静かに眠れる人がうらやましい!
いびきを防止する方法ってあるのかしら? くわしく調べてみました。
日本呼吸器学会によると、いびきは、寝ているときにのどの筋肉がゆるんで、気道が狭くなることが原因。狭くなった部分を空気が通るため、のどが振動して音が出るのだそうです。もともと日本人は、あごが小さい人が多いこともあって、いびきをかく人が多い傾向があるようです。
ほかには、鼻づまり、扁桃腺がもともと大きい、肥満気味であることなども原因になるとか。お酒を飲んだ日にいびきをかくことが多いのは、酔うとのどの筋肉が緩み、ふだんよりも気道が狭くなって、いびきをかきやすくなるのだそうです。(なるほど~)
さて、いびきを防止して寝る方法ですが、最初に試したいのが、横向きに寝ること。横向きに寝て頚椎が床と平行の状態になることで、気道の通りがよくなり鼻呼吸がしやすくなります。いびきは、呼吸しづらいことが原因で起こるものなので、横向きに寝て気道を確保するというわけなのです。
鼻の通りをよくするツボを押すのもおすすめです。小鼻の両脇にある「迎香(げいこう)」は、鼻詰まりを改善したり鼻の通りをよくするツボです。両手の人差し指でツボを抑えながら、顔の真ん中に向かって20回刺激します。(うん、これなら簡単!)
ほかには、いびき防止用に市販されている鼻テープやマウスピースを用いるという方法もあります。使用に個人差があるようですが、自分にマッチしていれば効果が期待できるようです。
いびきをかかないで寝るのには、気道の確保が大事だとわかりました。横向きに寝たりツボを押したりは、すぐにでも始められそう! さっそくやってみたいと思います。
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参照:日本呼吸器学会
イラスト:飛田冬子
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