アボカドの種が観葉植物になるって本当?
2024.09.122020年04月28日
素朴な疑問
アボカドの食べ頃はどう見分けるの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
行きつけのスーパーでご近所さんが、アボカドを手に持って、ひっくり返したり凝視したり……。何をしているのか尋ねたところ、「食べるのは来週だから、まだ硬そうなアボカドを選んでいるのよ~」ですって。
アボカドは好きだけれど、いつも「勘」で選んでいたワタシ。ご近所さんを見習って、アボカドの食べ頃の見分け方について調べてみました。
アボカドの見分け方~色、形、硬さ、ヘタ
まずは見た目からです。アボカドの皮の色は、緑色から濃い緑色、チョコレート色、黒色へと変化します。
緑色はまだ硬くて、真っ黒になってしまうと熟しすぎ。食べ頃はずばり「チョコレート色」。 形はきれいな涙型がいいそうです。
次に感触ですが、食べ頃のアボカドは、指で押すと軟らかな弾力を感じます。押すとペコペコへこむのは、皮と実の間に隙間ができて、すでに食べ頃を過ぎた証拠です(軟らかければいいってものじゃないのね……)。
色や弾力だけでなく、ヘタの部分も食べ頃を見分けるポイント。アボカドは、ヘタの部分から熟します。ヘタが乾燥して浮いている状態なら食べ頃ですが、ヘタの部分が軟らかすぎたり、取れて黒くなっているのは、熟しすぎています。熟しすぎたアボカドは、実も酸化して黒くなっている可能性があります。
まとめると、食べ頃のアボカドの特徴は、
- 皮がチョコレート色
- きれいな涙型
- 軟らかな弾力がある
- ヘタが乾燥して浮いている
アボカドの保存の仕方
食べ頃のアボカドは、ポリ袋に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。4〜5日ほど保存できます。
買ってからしばらくして食べたい場合は、「濃い緑色」で「わずかに軟らかい」ものを選び、風通しのよい15~20℃の冷暗所に常温保存し、3〜5日追熟させましょう。
もし急いで追熟させたいなら、リンゴやメロンと一緒にポリ袋に入れて保存しましょう。リンゴやメロンから発生する「エチレンガス」が、アボカドの追熟を促してくれます。この場合の温度は、20℃前後がベストとされています。温度が高すぎると傷みやすくなるため、夏場は小まめな確認が必要です。
それから、アボカドって、半分食べた残りを冷蔵庫に入れておくと、断面が黒く変色してしまいますよね。原因は「酸化」。アボカドの実は空気に触れると酸化して変色してしまうのです。調べたら、変色を防ぐ方法がありました!
種は取らず、実の断面にレモン汁をかけます。それからラップで包んでポリ袋に入れて、野菜室で保存します。または、玉ネギの切れ端と一緒にポリ袋や密閉容器に入れて野菜室で保存すると、玉ネギに含まれる「硫黄成分」が変色を防ぐそう。これで残ったアボカドを変色なしで2日ほど保存できます。
アボカドをおいしく食べるための知識はバッチリ! アボカドは美容にいいっていうし、どんどん食べようと思います。
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参照:ほほえみごはん
イラスト:飛田冬子