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2019年12月14日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
帰宅した娘が「これ買っちゃった!」と見せてくれたのはピンクのマフラー。「あら、かわいいマフラーじゃない。似合ってるよ!」と声をかけると、「お母さん、これマフラーじゃないの。ストールよ!」との答えが。首に巻くものはみんなマフラーだと思っていたのですが、そうではないの? ストールとマフラーの違いってどこにあるのでしょう。気になったので調べてみました。
冬の防寒対策に欠かせない「ストール」と「マフラー」。この2つを比較してみると、それぞれの使い方や、サイズ、活躍する季節などに違いがあることがわかりました。
■マフラー
マフラーは主に寒い時期に活躍する防寒用や装飾用の巻き物のこと。「襟巻き」とも呼ばれ、秋から冬の季節に活躍してくれます。ニットやウール素材のような厚手生地でできたものや、ファーのような素材で作られたものなど、バラエティーに富んでおり、ボリューム感があるのが特徴です。また、マフラーは広げると長方形になっていて、首にぐるぐると巻いて使うのが一般的です。
■ストール
ストールは元々は婦人用のドレスやコートの上に羽織る「肩掛け」として使われていました。そのため「寒い季節限定」で使われるのではなく、オールシーズン使用が可能なのです。マフラーよりも薄い生地で作られているのが特徴で、春夏は軽めのコットン素材、秋冬はウールやカシミヤなど季節に合わせて素材を選ぶことができます。
長方形や正方形で、マフラーに比べて大判なタイプが多いため、防寒よりおしゃれを重視して選ぶこともできます。派手な柄が描かれたデザインの物も多く、コーディネートのアクセントとして使えるでしょう。
生地が薄いので、マフラーのように首に巻いてボリュームを出すというよりは、広げて体全体に巻きつけたり、薄い素材を利用してスカーフのように折りたたみ、ドレープ(ひだ)を生かすようなスタイルが得意です。ジャケットなどの内側に身に着けて、Vゾーンからチラリと見せるおしゃれも素敵でしょう。
なるほど。マフラーは厚めで長方形で防寒に使う。ストールは薄手で大判のもの。防寒するならマフラー、アレンジや季節に合わせて楽しむならストール、と用途に合わせて楽しめばいいのですね。
娘の買ってきた大判ストール、とても暖かそうで、この冬に大活躍してくれることでしょう。
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イラスト:飛田冬子