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2018年08月18日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、みんな私のせいなのよ」
柳亭痴楽師匠の往年のネタを思い出しちゃうのは、ワタシだけ?
落語好きの父が、母と夫婦喧嘩をすると、いつも父が言い負かされて最後にこう言ってたっけ。(なつかしい~)
ところで、郵便ポストってなぜ赤いのでしょうか? ちょっと気になったので調べてみました。
調べてみると、赤いポストは明治34年(1901年)には、すでに誕生しているんですって。もう120年もの歴史があるのね。(ポストさんご苦労さまです)
日本の郵便制度は明治4年(1871年)に始まって、その時に郵便ポストもできたんですって。当時は脚付きの四角い箱を載せた木製で、「書状集め箱」と呼ばれていたそうです。
翌年、郵便制度が全国で実施され、たくさんのポストが必要になって、木製の四角い箱に黒いペンキを塗ったポストが設置されたということです。
えっ、最初の郵便ポストは黒だった!? (びっくり)
その後30年の時を経て、火事に強い鉄製の赤色丸型ポストが考案されて、現在の赤いポスト時代が始まったというわけ。
では、なぜ赤色になったのでしょうか?
答えは・・・目立つから!(単純)
ポストの位置が、ひと目ですぐわかるように赤くしたんですって。でも一説では、日本はイギリスの郵便制度を導入したこともあって、イギリスと同じ赤にしたとも言われています。
フランスやドイツは黄色、アメリカは青色で、国によって違いはあるけど、やっぱり目立つ色にしているみたいね。
余談だけど、黒ポストの時代は、いまのように夜の街が明るくなかったので、そこに書かれている郵便の「便」の字をお便所だと勘違いしちゃう人もいたらしく……。
やっぱり郵便ポストは派手に目立たないと、「不便」ね。
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イラスト:飛田冬子