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2019年09月02日
素朴な疑問
つい先日、近所の小さい子どもたちが庭先のビニールプールの中で楽しそうにはしゃいでいるのを見かけました。「可愛いわね~」と若いママさんとお話ししながら、何気なく子どもたちの足に目をやると、どの子の足もツルツルでとってもキレイ。「子どもだから当たり前か」と思って、ふと自分の足の裏を思い出すと、同じ人類なのかと疑いたくなるほどガッサガサなんですよね。うぅぅ、悲しくなってきます。
私だって子どものころはツルツルのきれいな足だったはずなのに、いつのまにか、ゴワゴワのガサガサになってしまいました。かかとのひび割れが特にひどくなる冬場なんかは、ストッキングを履くときに引っかかって伝線してしまったりと、本当にうんざりです。さらに悪化するとパックリと割れてしまって歩くのが痛くて痛くて仕方ないときもありますよね。そもそも、なんでかかとってガサガサにひび割れてしまうんでしょうかね? どうにかならないものかしらと、調べてみることにしました。
かかとと同じく、冬場にカサカサになってひび割れを起こしやすいのが、手指です。手や指の場合、保湿ケアをしたり乾燥する季節が過ぎたりすると、自然と通常の状態に戻ることが多いですよね。しかし手指と違って、かかとのガサガサはなかなか頑固です。実は、足の裏には皮脂を分泌する皮脂腺がないんだそうです。これにより足の裏は体の他の部位よりも保湿機能が低く乾燥しやすいのです。
また、冷え性で悩む女性は多いと思いますが、手足が冷える冬場は血行も悪くなるため、足裏の肌の代謝のサイクルが乱れやすくなります。そうなると乾燥した古い角質がはがれ落ちていかずにどんどんたまり、分厚く、硬くなってしまい、ゴワゴワのガッサガサができ上がってしまうというわけです(ひぇ~! イヤだ......)。さらに、足には常に全体重がかかっています。ただでさえ乾燥しきった古い角質が分厚くゴワゴワになってしまっているところに、体重がかかれば、その重さでひび割れてしまうのも理解できますよね。
では、かかとのひび割れってどうすれば改善されるんでしょうか? 基本的には「角質の除去と保湿ケア」を適切に行うのがいいようですよ。ついイライラして軽石などでゴシゴシと力まかせに削ってしまいがちですが、これは角質の下の皮膚組織まで傷つけてしまう可能性があるので、あまりおすすめできません。できれば、かかとの角質除去クリームや専用の電動器具などを使って優しく丁寧に角質を取り除くのがいいそうです。そしてある程度古い角質が落ちたら、きちんと保湿クリームを塗ってケアをしましょう。特に就寝前にケアをして靴下を履いて寝ると効果的だそうですよ。
ただし上記で紹介したケアを実践してもなかなか改善されない場合は、水虫など何らかの病気が原因となっている可能性もあるようです。角質増殖型の水虫の場合、通常のケアや市販薬では治りにくいので、早めに皮膚科医に相談することをおすすめします。
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参照:持田ヘルスケア株式会社
イラスト:飛田冬子