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素朴な疑問新型栄養失調って何?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、友人とお茶をしていたときのこと。途中まで楽しくおしゃべりをしていたのですが、家族の話題に移ったとたん、友人の表情が曇りました。
「実は私の母が新型栄養失調で体調を崩したの……」
栄養失調? 食費を切り詰めていたのかしら? まさかとは思ったのですが、話を聞いたところによるとそういうわけでもないみたい。
「要介護になるかもしれなくて……」と深刻な様子の友人に「そもそも新型栄養失調って何?」などと尋ねるわけにもいかず……。やはり一度気になったことは調べずにはいられないワタシ、友人と別れるなり「新型栄養失調」について調べてみることに!
「新型栄養失調」とは、その名の通り現代になってから生まれた栄養失調なのだそう。
戦前・戦後など、食料が貴重だった時代は単純に食べ物が足りないことが原因で栄養失調が引き起こされていましたが、新型栄養失調の場合は食べ物不足が原因ではありません。
オムロン ヘルスケア株式会社のホームページによれば、新型栄養失調の主な患者はお年寄りや若い女性、単身者が多いとのこと。
特に高齢者の場合、肉類や魚類を食べたくなくなり、麺類やお茶漬けなどさっぱりとしたものばかりを食べ続けたり、歯が悪いため硬いものを避けるようになったりすることが新型栄養失調の原因となるようです。
こういった食生活の特徴は、「摂取カロリーは足りているのに、体に必要なたんぱく質・ビタミン・ミネラルが不足している」という点。つまり、新型栄養失調とはこのような栄養状態で体調を崩すことを指すというわけですね!
新型栄養失調の危険があるかどうかは、簡単なチェックで調べることができるのだそう。
そのチェック法とは、両方の手のひらで利き足ではない方のふくらはぎをつかんで、輪を作るという方法。指同士の輪の間にふくらはぎがおさまり、隙間ができてしまう方は要注意! 新型栄養失調によって、筋肉が減少する「サルコペニア」という症状になっているかもしれません。
新型栄養失調によって筋肉が減少すると、普段の消費カロリーが減ったり基礎代謝が落ちたりしてしまい、その結果さらに食欲が減少するという悪循環に陥りかねません。ワタシも老後に向けてきちんとお肉やお魚を食べなければと思ったのでした。
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イラスト:飛田冬子
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