「チャコールクレンズ」って何？

お気に入りのモデルさんや女優さんのインスタグラムを眺めるひと時は、ファッション雑誌をめくるみたいで楽しいですよね。最近気になっているのが、「チャコールクレンズ」という言葉です。毛穴洗顔や歯磨きペースト、ドリンクで飲む人もいるそう。チャコールクレンズって何？　気になるので調べてみました。

チャコールクレンズを訳すると、チャコール（Charcoal）は炭や木炭、クレンズ（Cleanse）はクレンジング、洗浄や浄化という意味ですね。

チャコールクレンズとは、炭が持つクレンジンク力を、スキンケアやオーラルケア、食生活にも取り入れて、美容や健康に生かすデトックス方法なのだそう。何しろ炭ですから、見た目は真っ黒でインパクト大！　でも、実際は無味無臭なので続けやすいようです。パンケーキに混ぜたり、カフェオレやレモネードで割ってもおいしいそうです。

ただ、炭なら何でもいいわけではありません。炭には、木炭、ヤシ殻炭、石炭などさまざまな種類がありますが、チャコールクレンズに用いられるのは、天然の炭に人工的な処理を施した「活性炭」と呼ばれる炭だけとされています。

炭の種類なんて、今まで考えたことなかったかも……。どうやったら、普通の炭が活性炭になるのかしら？　

炭は多孔質と呼ばれ、小さな孔（あな）がたくさん開いていますが、孔には異物を吸着する働きがあるといわれています。活性炭の特徴は、普通の炭に比べて、ひとつひとつの孔が非常に小さいこと。なんと、木炭の孔はミリメートルの1000分の1であるマイクロメートル単位ですが、活性炭の孔はマイクロメートルの1000分の1であるナノミリメートル単位といわれています。（小さすぎてめまいが……）

孔の数が多い活性炭なら、それだけ体内の毒素をよく吸着するはず。悪臭やガス、プリン体、脂質、有害な重金属などのデトックス効果にも期待できるというのが、チャコールクレンズの基本的な考えのようです。

チャコールクレンズは、粉末や液体として市販されています。ある女優さんがインスタグラムにアップしていたエステプロラボのチャコールクレンズは、36g入りで6500円。毎日スプーンに半分から1杯をとるといいそうです。

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