- ハルメク365トップ
- 素朴な疑問
- お好み焼きともんじゃ焼き、先に生まれたのはどっち?
素朴な疑問お好み焼きともんじゃ焼き、先に生まれたのはどっち?
お好み焼きともんじゃ焼き。どちらも小麦粉を使った粉ものとして人気です。材料は似ているけれど、完成形はかなり違うお好み焼きともんじゃ焼き。ホットプレートで焼いてもおいしいので、家ではどちらもよく食卓に登場するんです! そんなことを考えていたら、お好み焼きともんじゃ焼き、先に生まれたのはどっちなのか興味が出てきました。
調べてみたところ、お好み焼きは、子どものおやつとして人気があった大正生まれの「一銭洋食」が始まりといわれています。一銭洋食とは、水で溶いた小麦粉を鉄板の上に広げ、ねぎなどをのせて焼きソースをかけたもの。戦後の物資が少ない時代に、この一銭洋食にキャベツなどをふんだんに入れてボリュームを出し、主食になるように工夫されたものがお好み焼きとして広まったのだとか。
お好み焼きと同じように一銭洋食から生まれたものに広島風お好み焼きがあります。高価だったネギの代わりにキャベツを使い、さらにボリュームを出すために中華麺を加えて具材を重ね焼きしたのが、広島風お好み焼きの始まりだといわれています。
お好み焼きと広島風お好み焼き。このふたつは、もとはといえば、同じ一銭洋食から生まれたものだったのです。
一方、もんじゃ焼きに近いものが誕生したのは、江戸時代末期から明治初期のこと。だし汁で溶いた小麦粉の生地を使い、鉄板に文字を書いた「文字(もんじ)焼き」が始まりだといわれています。当初はおやつとして食べられていましたが、大正時代に野菜を入れて主食として食べられるようになったのだそう。
お好み焼きは戦後、もんじゃ焼きは大正時代に今のスタイルに近いものが生まれていたようです。どちらも最初はおやつとして親しまれていたのが、現在のような具だくさんの食べごたえあるものに進化してきたのですね!
関西では、お好み焼きは主食として親しまれているほか、ごはんや味噌汁がセットになった定食メニューにも登場します。お好み焼きをおかずにしてごはんを食べるのがユニークです! もんじゃ焼きは、主食として人気があるのはもちろん、お酒のおつまみにもなるのがいいですよね~。
日本の食文化には欠かせないお好み焼きともんじゃ焼き。まだまだ、歴史が続いていきそうです!
■人気記事はこちら!
- ハロウィーンの起源とは?
- 日本でのクリスマスっていつから始まったの?
- オリンピックの起源とは?
- 花言葉の起源(由来)とは?
- 元号っていつから始まったの?
- 知ってるようで実は知らない?素朴な疑問ランキング ベスト100
参照:お好み焼き 道とん堀
イラスト:飛田冬子
- いいね 1
- びっくり 0
- 役に立つ 0
- 泣ける 0
\ この記事をみんなに伝えよう /
-
巻き爪を予防する靴選び
健康的な足を守るために「靴選び」はとても重要。巻き爪や足トラブルを防ぐ靴の選び方と履き方をシューフィッターに聞きました。 -
「朝の尿モレ」これで解決
どっと押し寄せる朝の尿意。そんなやっかいな「朝の尿モレ」に特化した吸水パッドをハルトモさんがお試し!はたして効果は? -
薬局の待ち時間を解消
薬局でのキツい待ち時間。仕方ないとあきらめていませんか?アイン薬局のアプリを使えば、実は待ち時間問題は解消できるんです! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。 -
老化を早める「体の酸化」
体の酸化度(サビ度)をチェック!「老けやすい生活」を送っていませんか? -
1回10分~の健康習慣♪
一流講師のレッスン100以上!本会員は無料で受け放題!日替わり「まいにちレッスン」の詳細はこちら★