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2019年03月31日
素朴な疑問
先日、旅行先で農家の方が醸造しているという地ビールに出会いました。その地ビールには安納芋がたっぷりと使われているとのことで、好奇心旺盛なワタシは早速いただいてみることに。頭にサツマイモが浮かんでいたからでしょうか、後味にふわりとサツマイモの甘みが感じられましたよ。(おいしい思い出がまたひとつ増えました!)
地ビールの後味の余韻を味わっていると、ふとこんな疑問が浮かんできました。地ビールって日本全国各都道府県にあるのでしょうか?
今すぐ調べようと思ったのですが、その前に地ビールとはどのようなビールを指すのかまずはおさらいしておきます。「全国地ビール醸造者協議会」という団体があり、以下の3つの要件を満たしたものを「地ビール」としています。
1.酒税法改正(1994年4月)以前から造られている大資本の大量生産のビールからは独立したビール造りを行っている
2.1回の仕込単位(麦汁の製造量)が20キロリットル以下の小規模な仕込みで行い、ブルワー(醸造者)が目の届く製造を行っている
3.伝統的な製法で製造しているか、あるいは地域の特産品などを原料とした個性あふれるビールを製造している。そして地域に根付いている
なるほど、これが「地ビール」の条件なんですね。基本的なことがわかったところで、本題に戻りたいと思います。
47都道府県に地ビールが存在するのかを調べてみたところ、なんと答えはYES! 各都道府県に地ビールがあるんです。北は北海道から南は沖縄まで、どこでも地ビールが飲めちゃうんです。これってすごいことじゃあないですか?(かなり興奮!)
日本各地の地ビールはものすごい量になりそうなので、今回は最北端と最南端の地ビールについて調べてみました!(やっぱり端は気になるわ)
まず最北端のビールは、網走にある「網走ビール」。網走と聞くと、ワタシは流氷と監獄のイメージが浮かんできたのですが、皆さんはいかがですか? (そういえば高倉健さんの『網走番外地』という映画がありましたよね)「網走ビール」では、予想通り(?)『監獄の黒』や『流氷ドラフト』という名前のビールを発見しました!(一体どんなお味なのでしょう~)
そして、最南端のビールは石垣島で作られている「石垣島地ビール」です。こちらには、石垣島の透明感のある海を連想させる『マリンビール』という銘柄がありましたよ(こちらも気になりますね~)「網走ビール」も「石垣島地ビール」もお取り寄せできるそうなので、気になった方はぜひ試してみてくださいね。
日本全国に地ビールがあることを知って、ますます旅をする楽しみが増えちゃいました! これからも旅先で地ビールを見かけたら、積極的に飲んでみたいと思います。
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参照:全国地ビール醸造者協議会
イラスト:飛田冬子